そのカフェで紅茶を飲みながら話をして
ましたが、所長がふと周りを見渡してから、顔を近づけて小声で
「あのさ、これセクハラじゃないけど、君って・・・・・その、つまり・・・男が好きなのか?
あの、他の二人がそう言うんだよ。」
と訊きました。
僕は思わず顔を伏せて、暫く沈黙してから
下を向いたまま小さな声で
「ええ・・・恥ずかしいけど・・・好きです、男の
人が・・・。」
と答えました。すると、所長は
「いや、いいんだ、いいんだよ。それで。
君って可愛らしいし、ソノ気のある男なら
放っておかないのは当然だろうし・・・。」
と狼狽えたように言いました。
そこで、僕は上目遣いで媚びを含んだ甘えた
目つきで
「本当に?・・・嬉しい、所長さんにそう言って
貰って・・・。僕、男の人が好きなんです。
それも所長さんみたいな・・・年上の人が・・。
僕、ファザコンだから・・・・。あ、変なこと
言って・・・ごめんなさい。」
と、お色気たっぷりに言ってみました。
所長がイヤラしい顔つきで微笑みました。
※元投稿はこちら >>