家庭で夫や父親を演じているときの自分、欲望のおもむくままに快楽を
求めているときの自分、どっちの自分が本当の自分なのかと考えたときに、
やはりどう考えても後者のような気がします。この二つを使いわけて生きて
いくためには、どうしても「うそ」をつかなくてはなりません。悪意のある
うそではないけれど、誰かを欺いていることに「自己矛盾」を感じるし、
そこに正面から立ち向かうことが怖くて快楽に逃げているような気もします。
たぶん、この世を去るまで矛盾を抱えながら生きていくのかなあと思います。
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