家に着いてすぐ部屋のカーテンを閉めて、夕方になっても照明を点けずベッドに潜り込んでいました。
家族が帰ってきても「具合が悪いから」と部屋に閉じこもっていましたが、いつまで経っても気持ちの昂りが治まりません。目を閉じるとあの時の隙間から覗く男性の姿が浮かびます。
片頬を床につけてわたしのお尻を凝視するギラギラした目、涎を垂らしながらハァハァ呻き声を出す唇、わたしはゾッとしながらも性的興奮を感じていました。
気持ち悪い筈なのに…わたしを性の対象にしていることに何故か悦びを感じて、自然に指がお尻へと…
「あの人はわたしをどうしたかったんだろう」「お尻を見るだけで満足だったのかな」
「もし個室に引き入れていたらどうされたんだろう」
そんな妄想を抱きながら激しくお尻に指を出し入れしてしまうのでした。
学校では相変わらず同級生の男子たちから構われていましたが、不思議と落ち着いて対応できていました。あんな異常な体験に比べたらむしろ物足りないとすら思え、わたしの堂々とした態度に男子たちは驚いたようです。
ただ逆に性的刺激が少なくなってしまい、帰宅してからはあのことを思い浮かべながら自分を慰めるのが日課になっていました。
あの日から一週間経ち、わたしは駅ビル内の和式トイレの個室にいました。先週よりも少し早い時間から個室に入り全裸で便器を跨いでのオナニー、今回は潤滑ゼリーをお尻にたっぷり注入して指で掻き回すようにしています。
一時間ほど経った頃背後に気配を感じました。
「来てくれた」
動悸が早くなり体が急に汗ばみます。男性の息遣いが聞こえます。わたしの指の動きに合わせて段々と呻き声が大きくなりますが、わたしは振り向きません。指のピストンに加え腰をくねらせて喘ぎ声を漏らすわたし。まるで後ろから犯されているみたいな多幸感に包まれながら指での注挿を繰り返していました。
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