男性は息が整うとわたしのからだから離れました。同時にお尻に挿入されていた肉棒も抜かれましたが、見るとひと回り以上小さくなっていて反り返っていた茎もお辞儀をしていました。
”わたしの中にすべてのエネルギーを出してくれたから元気が無くなってしまったのね。頑張ってくれてありがとう”
わたしはからだを起こしました。胡座をかいている男性により近いところにいたかったからです。もう精神的に彼のものになっていたわたしは少しでも彼から離れたくありませんでした。
「ありがとうございました。……あなた…」
「?」
彼が不思議そうな顔をしました。無理もありません、まだ名前も知らないのに話しかけようとしたけれど、動転してつい、「あなた」と呼びかけてしまったから。
「あ…まだお名前知らないし、何て呼べばいいかわからなくて、あの、すみませ」
「勝治」
「え?」
「か、つ、じ。俺の名前。勝ち負けの勝に明治の治」
「勝治…さん」
「でも、あなたでもいいな。うん、いい」
「あなた…なんか奥さんになったみたいで嬉しい」
「嬉しいか?そうか!俺のこと好きか?」
「はい…好き…」
「じゃあ今日からアキは俺の嫁だ。俺のして欲しいことは何でもしてくれよな」
「わたしのできることなら…」
嫁、という響きに何とも言えない嬉しさが込み上げてきました。思わずわたしは勝治さんに抱きつきました。勝治さんも片手でわたしの腰を掴み、片手で優しく頭を抱えてくれます。目を合わせキスをおねだりすると乱暴に唇を吸われ、腰にあてた手でお尻を強く揉まれました。
「!」
わたしのお尻を揉む手が谷間に差し入れられた時、ニチャニチャとした音が…
わたしのお尻の中から勝治さんの放出した精液が大量に漏れてきていたんです。
「恥ずかしい…嫌ぁ、お尻いじらないでぇ…」
「すげぇエロいな。また勃ってきちまうよ」
「本当?また、してくれます?」
「いいぜ、今日で俺のチンポに完全に馴染ませてやるよ。嫌がっても逃がさないからな」
「嬉しい…わたしのこと、好きにしてね」
その日わたしは生まれて初めて外泊しました。
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