再び戻った暗闇は、さっきより人が増えた感じでした。
年配のきれいな感じの女装さんがいて、会釈をして
後ろの手すりに前かがみによりかかりながら
今度はストーリーを見ながら映画を見ていました。
40過ぎと思われるガタイの良い男性と、背の小さい初老の老人が私を挟む形で陣取ります。
かれらの手が遠慮がちにスカート越しに私のモモやお尻を触ります。
先ほどの興奮が収まっていない私の股間は期待で再び固くなりましたが
その一方で理性の方は、男性のがさつさに少し引いています。
すると、若い方の男性がいきなりムギュっと触ってきました。
思わず私は手首をつかんで押し戻してしまいました。
「俺じゃダメなんかよ!」男は思いのほかはっきりした声で責めます。
思わず「そういうわけじゃないけど、、」と下を向いて答えました。
男たちは少し強引に私を角の方に押し込もうとしたので、
私は何とかそこをすり抜けました。するときれいな女装さんが
「よく来るの?外で話す??」と話しかけてくれました。
私達は暗闇を出て、ロビーのベンチで話しました。
明るいところで見る彼女は、歳はそんなに若くないですが、
すらっとしてて、ハイヒールが似合う、笑顔の可愛い女性でした。
しかも女装歴は私より短く、もともとはチェイサーだったとか。
その間、何度も確かめるように何人かの男性が私たちを遠巻きに覗きに来ており、時々目が合いました。。
私達は温泉の露天風呂にでもつかるように、「もう一度入る?」と連れ立って映画館に入りました。
今度は真ん中ぐらいに二人して座りました。
私達がまさぐり合うと、ほどなくして両側に男性が来ました。
先ほどから、私たちを気にしていた男性や、先ほど私の手を引いた男性です。
彼女の唇やその間から覗く短くかたい舌先が私の首筋などを這うと
私はたまらず身をよじりました。二人は見つめながらフレンチ・キスを繰り返しました。
それがとても幸せに感じました。
そのうち横に座った人がお尻の下から手を入れてきました。
私は元来お尻を感じるたちなので、触る男性に対してはあまりいい感情はなかったですが
女の子なんだからと思い触らせていました。彼女の方も隣に座った人が触り出したようでしたが、
彼女は男性の手を手で払いのけていました。
そのうち、彼女は急に立ち上がり、男を振り払い席を離れてしまい、私は取り残されてしまいました。
私は男性の間に取り残され、男の手は私の股間や尻をなでまわしてます。
その快楽にしたりながら彼女を見るとこっちをじっと見ています。
私は行かなきゃと思い、彼らの手を振り払い彼女のもとに駆け寄りました。
私を待っていた彼女は私に「外出ない?」といい、私は何も考えずにうなづきました。
私達は近くのホテルに入って、私は人生初めて行きずりのエッチをすることになりました。
挿入はなかったですが、全身責められて、感じやすい私はヘロヘロになってました。
女装になって、男性に抱かれても良いかなと思ってきましたが、
男性に抱かれるのは少し無理なのが分かりました。
ただ、同じ男のはずなのに、女装さんにはあまり抵抗がなく、
ああ、私カマレズなんだと実感した映画館体験となりました。
映画館に集う男性陣には、害虫みたいに見えるんだろうなと帰路で思っていました。
この日、そのままの格好でバーに一人で行ったら、隣に座ってた男性と仲良くなりました。
男性から「結婚しているの?」と聞かれたので「あ、奥さんいますよ」と答えたら、
目が点になって混乱してマジで狼狽してた。ママと大笑い。薄暗い店内の酔っ払いとはいえ
女装して初めて、完パスを体験した日にもなりました。
女性フェロモン出てたかも、なんて思いながらメイク落として
家に帰った長い長い一日でした。
想い出話につき合ってくださってすみませんでした。
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