中々うまく行かない行為に、私もAさんも焦りを感じている。
雰囲気が大切な性行為でのそれは、モチベーションに影響します。
セックスは快楽であって義務ではないですからね。
Aさんの男性器は萎えてしまった。
行為の途中で、一度萎えた男性器を再び回復させるのは容易ではない。
二人の間に微妙な空気が流れます。
この微妙な空気の正体はよく分かりませんが、お互いの呼吸が大切なことは確かで、そのしらけた空気から逃れることは出来ません。
Aさんからしたら、私の「普通の女の子を扱うようにやればいいのよ!」という強い口調から、その苛立ちを感じ取っていたでしょうし、私も自身の感情をあらわにしたことを後悔していました。あってはならないこと。
やはり、会話は大切だったのです。
二人とも人見知りでシャイで、修行僧のように黙々とした行為。
それは、一度歯車が狂えば取り返しがつかない。挿入行為が上手く行かなかったことが問題だったのではなく、二人の間を包む空気が一番の問題。
世間一般では、一方が女装しての男性同士のセックスは異様?なのでしょうが、結局は人対人。相手に対する思いやりが一番大切だと思います。
SMにしろ、根底にそれがない相手とは苦行でしかないと私は思います。
女装者の多くは、同性とのセックスは相手の肉体に興奮するのではなく、女のように男から抱かれる自分自身に興奮するのであって、だからこそ逆に相手に対する思いやりが大切。
それにしても、部屋での拡張トレーニングの成果?で、ニューハーフ風俗での逆アナルでは、ニューハーフ嬢のAさんより明らかに大きなモノがしっかり挿入ったのに、Aさんとはなぜ出来なかったのでしょうね?
お互いにリラックスしていなかったからでしょうが、ニューハーフ嬢はその道のプロなので任せていればよかったのです。
それに、挿入を試みる前に、緊張しているアナルをほぐすのを忘れていました。これは致命的でした。
続きます。
次回で最後になります。
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