わたしは泣いたのを誤魔化すため、家の大分前でタクシーを降りて歩きました。
ブーツの中はローションでも入れたかのようにヌルヌルと蒸れていて、先の尖ったつま先に指が左右から圧迫され、火が付いたように水虫が痒かったのですが、泣腫らした顔を見られるよりはいいとおもいました。
「もどりました」
「お、おかえり」
「遅くなってすいません、ブーツも履いたままの方がいいですよね、すぐ調教受ける準備しますね」
わたしは、出来るだけ顔を見られないように、足早に事を進めようとしました。
「…どうした?泣いたのか?」
「バレちゃいましたか…」
「そりゃそれだけ目を腫らしてたら」
「やっぱり告白されたので、断ってきました、そしたら泣かれちゃったので、わたしまで悲しくなっただけです」
「そうか…なんかもしかしたら、もう帰って来ないんじゃないかと思ったよ」
「そんなわけ無いじゃないですか…さあ、気にしないでいつものように、わたしをイジメ倒して下さい」
〇〇さんと夜遅くなるまで何度も何度もSEXして来たわたしは、本当はもうそんな元気はありませんでした。
でも自分に現実を見せつけないと、一瞬でも感じた叶わない幸せに心が持って行かれそうでした。
調教室に行き、わたしは
「ブーツ…脱ぐの最初にします?最後にします?言っておきますけど、本当に酷いですよ?」
「最後の楽しみに取っておくよ」
わたしはいつものようにベッドに全身を固定され、延々と続くバイブ責めを受けました。
「ああああ!んっ!あう!ううう!」
「今日はいつも以上に体が反応するじゃないか」
「あ!ぐっ!いい!あっ、んんん!い、いい!」
長時間のバイブ責めの後は、彼が満足するまでわたしのお尻の穴を楽しむ時間です。
「あ…気持ち…いい」
「抱かれてきたか?」
彼は入れたまま言いました。
「……。」
「愛されてきたんだろ」
「…..はい」
「ブーツ脱がすぞ」
ブーツを脱がされると、今までの匂いなんて比較にならない程の蒸れた酢の匂いが広がりました。
「この匂いも嗅がれたのか?」
「…..はい、こんな足を見ても素敵って言ってくれました。わたし初めてでした、あんなに愛されながら性行為をしたの…〇〇さんは愛してはくれないんですよね?」
「おれは…自分の中にある強すぎる性的欲求を知ってる…もし愛してしまったら、もう雪には何も出来なくなる…そうなるとおれは…その悪魔のような欲求を満たしたくなって…他を求めてしまう…だから愛さないように…してたんだ」
「そうだったんですね…」
「そうだな、最初から言うべきだったかもな」
「わかりました、いいんです、どっちにしてもわたしもう戻れないし」
「…ん?」
「気がついてないんですか?わたしは心も体もすっかり調教されてしまいました、無理ですよ、毎日の調教がなかった生きていけませんよ?毎日SEXしないと生きていけませよ?だから気にしないで思う存分わたしに酷い事して下さい、また50人に犯させて下さい、1週間生処理道具として貸し出して下さい、もっともっとわたしに恥ずかしい思いさせて下さい、わたしも…欲求に負けました、普通なんていりません…愛して下さいなんて言いません、わたしを一日中性欲浸けにして下さい…お願いします」
わたしは一気に話しました。
「わかったよ、じゃあ俺も遠慮しないで思いつく限りの事をしていくよ」
「はい…お願いします」
「あああ!あっ!あっ!あっ!」
この日は朝までSEXが続きました。
この日を境に彼の調教は激しくなっていきました。
「雪、今日は出かけよう」
「え、はい、何処へ?」
「デートだよ」
「え?」
「プラグをこれに入れ替えるから、うしろを向きなさい」
「え、あ、はい…んんっ!」
「あとこれに履き替えて」
「あれ?これわたしが前に履いてたミュール!いったいどこで?」
「雪の家の引き払いを手配したのは私だぞ、最初にあった時の印象が忘れられなくて、こっそり取って置いた」
「えー!全然知りませんでした!…あ、もしかして匂い嗅いで自分でしたりとか、してませんでした?」
「そりゃ数え切れない程したよ」
「え…あんなに1日何回もSEXしてるのに…」
「靴の匂いを嗅ぎならするのは別腹なんだよ」
「…腹」
「もうこれ履くと、どうなるか分かってるよな」
「…はい」
わたしはミュールを履きました。
「懐かしい…でも指の水虫が丸見えです…」
「うんうん」
彼は嬉しそうに言いました。
わたし達は街に出かけ、ブラブラとお店を見て歩きました。
「どうだ?恥ずかしいか?」
「思ってた以上に恥ずかしいです…」
「さっき立ち止まって色々見てた時、となりの男の人、雪の爪先凝視してたぞ」
「…..はい、知ってました…子の酷い水虫だって思われたと思います…死ぬほど恥ずかしいです」
「よかったよ、じゃああそこの薬局で、ほらあの男の店員さんに話かけて」
「な、なんてですか?」
「自分の足を指刺して、わたし水虫が酷いので薬は何処ですかって、聞いてこい」
「え….それは…身震いするほど恥ずかしいです」
「いやか?」
「ん~わかりました、行ってきますよ~」
「あ、あの、あの、あの…」
「はい!どうしましたか?」
「あの、わ、わたし水虫が酷くて…」
わたしは震えながら爪先を指差しました。
「あ…これは大変ですね」
「あ、あの、はい…」
その時、お尻の中が物凄い刺激に襲われました。
「あっ!」
「え、どうしました」
わたしはあまりの刺激に体が震えました。
「い、いえ、んっ!…水虫が痒く…て」
わたしのお尻に入っているプラグが信じられないほど激しく振動します。
「あ、薬はこちらに…」
「あ、あの!んんん、やっぱりいいです!」
わたしは、声を漏らしながらヨロヨロと歩き彼の元に戻りました。
「あっ、こんなの、んんん、聞いてない、です、あっ」
「教えたらつまらないじゃないか、スイッチ入れた瞬間の内股で声出した雪、イヤらしかったな~」
この後も、人とすれ違う時や横に人がいる時にスイッチを入れられ、わたしは必死に我慢しました。
「今日1日興奮したか?」
「……認めたくないけど…はい」
「じゃあ最後の仕上げをしよう」
彼はそうゆうと指をさしました。
「あそこ、有名な待ち合わせ場所なんだよ、だから人も多い」
「…はい」
「あそこに立っていなさい」
「え…立ってるだけで、いいんですか?」
「そうだよ、あそこに立ったらスイッチを入れるから、イキなさい」
「え!」
「今日はイク事を許してあげる、しばらく射精していないんだ、出したいだろ?あれだけの人がいる中でイクなんて恥ずかしいぞ。尿漏れパッド巻いているし、声さえ我慢すればバレないさ、さあ、みんなの見ている前でイッて来なさい」
「あっ…」
わたしは恐る恐る歩き、指定された柱に背中でよしかかって立ちました。
お尻の中のバイブが振動し始めます。
(んっ!きた!あっ…声を..がまん
わたしは顔を見られないように唇を噛んで下を向きました。
(こんな、に、人がいっぱい、の中で、イクなんて、ダメ、恥ずかしすぎ、る
(だ、だめ、恥ずかしいって考えちゃ、ダメ、わた、し、恥ずかしさで、イッ、ちゃう
「…..んっ…ぁ….」
(声、が、
わたしは体を揺らしたり、足の指をギューと握ったり開いたりして耐えました。
(う、うう、うう、わたし…きっと、あ、あの子、酷い水虫だって、み、みんなに思わ、れ、ダメ、考えちゃ、ダメ
その時、お尻の中に激しく電気が走ったのかと思うくらい、プラグの振動が激しくなりました。
「あっ!」
わたしは咳払いをして声をごまかしました。
(!ん!く!ん!ん!ん!こんな、に、強くされ、たら、わたし、ダメ、こんな、人が、いっぱい居る、中、イ、イクイクイクイクイク、イク!
「んっ!…くっ…あっ..う」
わたしは下を向いたまま口を押さえました。
ものすごく顔が熱くなっているのが分かりました。
大勢の人がいて、大勢の人が行き交う中で、尿漏れパッドの中にドクドクと射精したこの感覚は忘れません。
イッた事がわかった彼は、イッているわたしを遠隔のアナルバイブで散々イジメ抜いた後、止めてくれましま。
わたしはおぼつかない足で彼の元に戻りました。
「イッたか?」
わたしは口を抑えたまま何度も頷きました。
「興奮したよ、帰りまで我慢できない、近くのホテルで一回しよう」
わたしはまた頷きました。
わたしはこの後も手を変え品を変え、調教されます。
続きはまた書きます。
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