わたしを送る車の中で、おじさんは辛くなったら自分に連絡するよう、電話番号を書いた紙を渡し、何度も言ってきました。
わたしは感謝を伝えました。
会社に着いたのは夕方ぐらいでした。
「一緒に行こうか?」
「大丈夫です。これ以上迷惑はかけられないので」
「…そうか」
おじさんは帰って行きました。
わたしは会社のドアの前に立ち、ギリギリまで悩みました。
(どうしよう…やっぱり怖い…今ならまだ逃げられる…でも逃げたくない…だって本当はわたし
わたしは思い切ってドアを開け中に入り、事務所のドアを開けました。
「あ…雪…帰って来てくれたのか」
彼は驚きながら立ち上がりました。
「…帰って来ないと…思いましたか?」
「流石に帰って来ないかも、って思ってたよ」
「…。」
「どうして、帰って来てくれたんだい?」
わたしは思っていた事を聞きました。
「昔の…トラウマですよね?」
「…….。」
「わたしに、どんな酷い事をしても、自分の元に帰ってくるか、試してるんですよね?」
「……。」
「初日から、そうだったんですよね、そうしないと、人を信じれないんですよね?」
「…..そうだよ、わかっててもダメなんだ、そんな事しなくても大丈夫って言われても、実際確かめないとダメなんだ、不安…になってダメなんだ」
「…これからも、わたしに酷い事しますか?」
「………すると思う、しばらくしたらまた不安になって…するかもしれない、約束は出来ない。契約は破棄してもいいよ」
「…わたし…たくさんの人とSEXしました。1人や2人じゃないですよ、40人?50人?数えきれないぐらいの人に朝から晩まで、日が変わってもずーっとです」
「….ああ」
「中には何回も何回もわたしとした人もいます」
「…..ああ…そうだろうな」
「わたし…本当の事….いえやっぱり….」
「どうした?はっきり言っていいよ」
「わたし….犯され続けて…..おかしくなったんだと….思います…」
「….。」
「あの日から…解放された…次の日から…」
「….。」
「ず…ずっとオチンチンの事ばかり…考えて…」
「…。」
「お…男の人に、抱かれたくて、抱かれ…たくて」
「…雪」
「終わった時は…もう嫌だって…思って逃げるようにあの建物を出たのに…なのに次の日になったら…体が…また…夜目をつぶると、何人にも犯されたあの感覚が…思い出して…わたし…また…されたく…」
「今も..されたいのか?」
わたしは頷いた。
「わたし、もうSEXしてないと…我慢出来ない体に…なってしまいました」
「あんなに酷い事をした、私でいいのか?」
わたしは頷いた。
「久しぶりに、雪の足の匂い、嗅がせてくれるか?」
わたしはハイヒールを脱いで素足になった。
「…臭い…ですか?」
「ああ…久しぶりに、こんなに臭い足は雪だけだよ」
「…は…恥ずか…しいで…す」
「はぁ、はぁ、入れたい、入れていいか?」
「欲しいです、あっ…オチンチン欲しいです」
わたしは床に押し倒され、激しく彼とSEXしました。
わたしの中に出した後、
「本当によく帰って来てくれたな、今日は帰ってゆっくりしよう」
と、彼がいいました。
「いえ…わたし…あの…調教室で…してほしいです」
「雪…じゃあ、しばらくしてなかった分、たっぷりしてやる」
わたしは、はいと答えました。
続きはまた書きます。
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