彼とデートの約束をしてしまった…
次の日、デート当日の朝から昨日のセックスの余韻がお尻に残っています
お尻に彼のおチンポがまだ挟まってる感じ…歩く度に感じてしまいます
そうして気づくと、お昼の休憩中にタクヤ君の好きそうなお店をネットで予約して…
天然君「〇〇(僕)さん、今日はどうしたんですか?何か機嫌がよすぎませんw?」
僕「そう…いつもと変わらないよ…?」
天然君「そうっすか?…まぁ、良いっすけど…w」
僕はそんなに彼を意識してるんでしょうか…
今日はお盆でお客様もまばら、時間がいつもより遅く流れている様でチラチラと時計ばかり確認してしまいます
夕方、お店も終わり天然君も帰り、僕は一応お手洗いでお尻を洗浄します…洗浄キットまでお店に持って来るの初めてです…なんか期待してるみたいで…恥ずかしい
処理終わって、髪型を整え、服は替えまで用意すると僕もノリノリだと思われそうだったので敢えていつもの黒ブラウスにベストにグレーのスキニーでいつも通り風です
お店の戸締まりをして僕は車に乗り込みます、昨日の帰りがけ車内もキレイにしたし
職場からの帰り道にある駅で待ち合わせ…
向かってる最中もドキドキして…道順すら忘れそうになってました…デリのお客様として出会って、リピートしてくれて、ちょっとオタクっぽいけど可愛い顔してたし、何よりセックスは見た目に反して激しくて、年下で…
何でか直接連絡する仲で、夜のお仕事の時からたまに会っては欲求発散の為だけのセック
スするだけの相手だったのに……
特に僕が結婚してからはユウたん以外には誰にも抱かなかった恋心みたいなモノを感じてたタクヤ君…そんな彼から今更普通にデートに誘われるなんて……
正直嬉しかった///
ホント…僕ってちゃらんぽらんな人間だなぁって考えてたら待ち合わせ場所に到着
彼は駅のロータリーで待っててくれました、
驚きました、長い付き合いですが普段の部屋着の髪伸ばしっぱなしの彼しか知らないので、すっきりした髪型に白Yシャツに黒のチノパンでジャケットを着た彼が新鮮で
しかもイケメン…神木隆之介くんみたいな雰囲気の男の子が僕の車に向かって手を振ってます
彼の横に車を停めて助手席に乗る様にジェスチャーで伝えます
タクヤ君「こんばんわw…助手席座って良いですか?」
僕「こんばんわ…うん、はよ乗りなよ、お腹空いちゃったもん」
タクヤ君「はいw」
彼が乗り込み、僕は市街のお店へ向かいます
僕「今日はどしたの?何かいつもと雰囲気違うよ?w」
タクヤ君「いやぁ、今朝からバタバタして数年ぶりに美容室行って来たんですよw」
彼は眉毛あたりを弄りながら
タクヤ君「何年かぶりに他人に眉毛まで整えてもらって…髪型もおまかせにしたらこんなになっちゃってw」
似合ってる…鼻血出そうでした//
僕「へぇ…良いね…//」
タクヤ君「服もろくなの家に無くて初めてユニクロ以外の店で買いましたw」
僕「似合ってるよw普段からそんな服着てたらモテるんじゃないかな?」
タクヤ君「いやぁ、今回だけですよ…あんなに服買うの緊張すんの初めてです、周り陽キャみたいな人ばっかりで」
タクヤ君「仕事以外近所の商店街くらいしか行かないからホント何が良いのかわかんなくて…悩んでたら店員さんが勧めてくれたんで何とかなったですけど…喋るの苦手なんですよw」
僕「そう言えば最初会った時もあんまり話してくれなかったよねwあの時は突然キスしてくるし怖かったわぁw」
タクヤ君「やぁ///恥ずいっすよ…やめてください昔思い出すのw!緊張してたんですw」
僕「うんw今は良い思い出だよ、こうしてご飯食べに行けるくらいには仲良くなったしw」
僕「あっ、チーズ好きだったよね?お店あそこなんだけどスイス料理の専門店なんだけど」
お店が見えてきました
タクヤ君「あぁ、大好きっすよ!チーズのお菓子とか…あとコンビニの6Pチーズよく買うしw」
僕「それくらいしか君の好きなもの憶えてなくてね、他に好きな食べ物ないの?w」
タクヤ君「あとは…アオさんの料理が好きです!野菜嫌いだけどアオさんのなら美味しく食べれる!w」
僕「////…お店で好き嫌いしないでね…駐車場探さなきゃ………////」
お店の近くの100円パーキングに停めてお店まで2人で歩きます…改めて外で並ぶと彼は身長も高くてスタイルも良い…そんな事思ってるとギュって手を繋がれました
タクヤ君「こうしてれば恋人同士に見えるっすかね?///」
繋いだ手も声もちょっと震えてました、僕は彼に寄り添い腕を組みました
僕「////…こうすれば今日だけは…恋人に見えるん…じゃない?///」
タクヤ君「……ぅっす////」
お店の入り口までの短い時間、普通の男女の恋人同士みたいな気分を堪能させていただきました
入店して予約席に通され、僕は運転あるのでアイスティーを…彼もお酒飲めないのでソフトドリンクを注文して
グラスを合わせて乾杯し、コース料理を予約してたのでチーズフォンデュとかソーセージとかお魚とか料理名は忘れたましたけど、美味しかったのは憶えてます
彼がフォンデュの野菜を嫌そうな顔で見てたのでブロッコリを“あーん”して食べさせた時の涙流しそうな顔も面白かったです
デザートのキュロットケーキが1番のお気に入りで、美味しそうに食べ終わった彼にあれニンジンさんだよって伝えた時の驚きの顔も可愛かったです
お勘定は僕が年上なので支払い、彼は自分も払うと言ってくれたけど…ちょっとお高い金額だったので、じゃぁ別のお店でコーヒーでも奢ってもらおうかな?って言って下がってもらいました
ちょっと離れた所にレトロな深夜までやってる喫茶店があり、そこまで歩いて向かいます
どちらともなく腕を組み、僕も彼の肩に顔を寄せます
他人から見たらどう見えるんだろ?とか僕は他のおじ様達とデートした事はあんまり無くて馴れてないし…ユウたんとも思えば、アブノーマルな事はよくするけど、こういう所でこういう普通な事はする事はない、まず僕みたいな見た目の人間がやると相手が男でも女でも異常だよねぇ…とかモヤモヤ考えてた時
タクヤ君「でも、今更ですけどアオさん仕事着でもキレイですよね…僕いつも女性の服着てる所しか見てないし…すぐ脱がしちゃうし…新鮮で…惚れ直しちゃいますよww」
僕「////…君は…ホントにww…ありがとw」
喫茶店に着き、コーヒーを飲みながら他愛ないお話をして夜も遅くなってきたので…
僕「そろそろ帰ろうか?」
タクヤ君「そうですね…w」
僕「帰り道だから送っていってあげるよ」
タクヤ君「良いんですか?ありがとうございます」
僕らは車の中でも喫茶店の中で話してた内容の続きを話しあってました…内容は多分、映画とかのマニアックな話だったと思います
続きます。
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