昼過ぎにやっと起きた。
介抱してくれていたのは、馴染みの居酒屋でよく会う若者だった。
「先輩大丈夫ですか?
かなり魘されたから、心配だったよ。」って、寄り添う。
「あっ( ゚ェ゚)
迷惑かけてすまない。
う~ん、飲み過ぎたなぁ?
あれ(;^_^A
この部屋だった?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
長い髪の毛の女の子は?」
昨日髪の毛の長い女の子と、やっちゃたんだ。」
「はあ~ぁ('_'?)
僕以外は、先輩だけですよ。」
「だって隣に添い寝していたんだ。」
「僕ですよ。
確かに、髪の毛長いからねヾ(´∀`「」ヾ)
またエッチな夢でも見た?」
下着姿のパンツを確認した。
少しぬるぬるしていた。
ははぁは、年甲斐なく無精したか?
恥ずかしいから話題を変えた。
「あっ、リックサックカバンは?( ゚ェ゚)」
「これだけ抱えてましたよ。
なくなったものありませんか?」って言われた。
「うーん、大丈夫、財布の中身も、無事だ。
ここって住所は?」
「〇〇町です。
どうしましたか?」
「自宅との距離は?」
「調べましょう。(*゚∀゚*)
先輩の住所を教えてください。」
「〇〇町だったはず?」
「運転免許証とかあります?」
「ハイ」
「ちょっと拝借しますよ。」って、若者に渡した。
この時点で、彼にプライベートを教えてしまいました。
「ここからだったら、タクシーでワンメーターの距離です。
歩いても、10分くらいです。
このマンションの下は、国道だから流しのタクシーは直ぐ捕まりますよ。」って調べて返してくれた。
「自宅に帰りますか?」
「うん、自宅のパソコンに、会社からのメール確認しないとねぇ。
あとハムスター槌の世話も、あるんだ。」
「あっ、僕もハムスターですよ(*⌒∇⌒*)
内のの子は、女の子です。
先輩の子は?」
「うーん、確か男の子か?
会社の女の子から、押しつけられてまだ数日だから、わからないんだ(>д<*)」
「この際、電話番号交換しません?
ハム槌ちゃんの事は、詳しいからいろいろ教えてますよ。」
「うん、助かる。
えつと?」
「ハイ。」
綺麗にハンガーにかけてあった背広の内ポケットから、スマホを出してくれた。
「最新式に変えてまだまだわからん。」
「僕が、操作しても良いですか?」
「うん、頼む(^∧^)」
「これ僕の名前です。
これメルアドです。
ラインも、登録済みですよ。」って、完璧だ。
「いろんな意味で、共通点ありますねぇ
(*^▽^*)
今後も、宜しくお願いします。」って、若者は、嬉しそう。
今時にしては、好感度の若い男の子です。
着替えも、世話してもらって、1度自宅に帰った。
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