兄の運転で着いた実家
私が離れてから建てられた新しい実家
元の実家は、そのまま母がお店をして店を閉めてからこの実家に帰ってくる。
鉄筋三階建ての新しい実家
一階が車庫で二階が貸部屋三部屋
三階が実家の住居
始めて入る実家に私の知らない女性が出迎えた。
兄の婚約者だった。
その後からもう一人女性が
弟の恋人だった。
最後に弟が出てきた。
母は、お店で父が仕事に出てた。
簡単な挨拶して私は、居間に荷物を置いた部屋に
私の初降下した時の写真がパネルで飾ってた。
白黒の写真で亡くなった人のように飾られてた。
仏壇の置いてる部屋に
兄の婚約者と弟の恋人には、私を普通の次男と紹介されてた。
兄と弟から今回の休暇の間
男の服しか着ないでくれと
実家に置いてた私のアルバムから
女の姿の写真が全て外された。
外された写真は、仏壇に隠されてた。
母のアルバムには、私の写真が貼られてた。
父や母が帰ってくるまで
兄弟と婚約者と恋人の五人でリビングでいろいろ話してた。
兄の婚約者も弟の恋人も可愛い女性だった。
特に弟の恋人は、私より身長が低かった。
でも弟が結婚したのは、別の女性になった。
父と母が帰ってきて私の服装見て少しほっとしてた。
皆で夕食を食べ終わると
兄が婚約者、弟が恋人を送っていった。
父と母と私の三人だけになり
父から兄と弟為に家に戻る時は、男でいてくれと頼まれた。
この家の長女は、いなくなったことに
母には、私の自衛隊で撮った写真を見せて渡した。
普通に男として訓練してる写真と
婦人自衛官の制服着てる写真
父も見てて婦人自衛官の制服着てる写真は、仏壇に隠された。
パネルの写真は、完全武装してパラシュートを着けてる写真
後々親類の私より年下の従姉妹がその写真しか見たことなかったと父の葬式の時に言われてた。
私は、父と母に今年で自衛隊を辞めることを話さなかった。
暮れの母のお店を手伝うときは、男で手伝った。
婚約者も手伝っだってた。
父と母が帰ってきてない時に五人で話してた時に
二人から母に似てて女性にも見えるって言われた時の兄と弟が戸惑ってた。
私が変なことを言わないかと
適当に流してたから
兄と弟の顔見てて少し可笑しかった。
仏壇に隠されてる写真には、私が身籠ってる写真や産んだ子供も写ってる写真も含まれてる。
私の産んだ父と母にとって初孫と生まれてすぐの孫
それは、兄も弟も抱いてくれてる写真
でもその孫は、いない
戸籍では、赤の他人の子供
封印された過去
正月休暇が終わり部隊に戻ると
特別勤務が待ってた。
退職する少し前まで空挺から離れての任務が
駐屯地には、いることになってる。
私のいない間に同期は、退職日がきて
私が戻った時には、もういなかった。
同期は、正月休暇が私より早く長いから
私の正月休暇が終わっても数日まだ休暇中
同期の実家で居たときが最後の別れに
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