下着だけでも不満はありませんでした。
むしろ背徳感を味わうかの様に、帰宅後や休みの日には、頻繁にブラパンセットを楽しむ様になりました。
背徳感や興奮感も感じながら、世の中こんな事してる人居るよね?だってシリコンバストとか普通に売ってる時代だからね。ネットで様々なワードから検索すれば、まぁ色々と情報が出て来る良い時代。なるほど、下着女装って言うのか…ま、色々言われるジャンルなのは理解した。下着女装は女装じゃないとか、反対に下着女装は女装の入り口とも。そんなワードが頭に残って数週間、そもそも下着に手を出したきっかけ、多感な中学生時代に感じた下着の洗濯物、可愛い=パステルカラーのスキャンティ。どんな感覚で下着と対しているのか?自分なりにポリシーが無いと、アンバランスな結果から方向性を見失うからね。この件だけじゃなく、何かするならきちんと方向性を持たないとって、今でもそうしてる。
自分がどうしたいか見い出せた感があった、今がチャンスで後悔したくないなって。早速身体のサイズを計測、165センチ50キロ小さくて細い華奢な体型だ。
この体型であれば市販されているレディースサイズで選びたい放題、ただどうにもならないのは骨格はやはり男。体格の割に肩幅はやはり広い、レディースサイズなら1つサイズ上げて対処するかな、そんな情報も仕入れつつ、自分にとっての"可愛い"って何?を考えて初めていた。下着のデザインやらの趣味からすると、高校~20代前半のイメージ。この服装でこの下着だと可愛い!
ここからも早かった、イメージに近いスタイリングを通販で。
女性に憧れて女装する方も居ます、普通の感覚だし勿論否定なんてしません。自分の場合下着→女装、変なのかもしれないけどこれが自分のスタイルなんです。
イメージは高校~20代前半、何処にでも居そうな普通のスタイルが好み。ただミニスカートとニーハイは絶対に譲れない、スカートはプリーツの地味めカラーにして、ニーハイも黒かグレー。
大した拘りでもないかもしれないが…これが無いとブレるから。
結果ミニスカートやニーハイも増え、変身を愉しむ日々。だけど変身しても必ず戻る寂しさから、ナイトウエアのワンピースまで手を出した、中身はもちろんブラパンにニーハイで朝まで。
自己満足に浸れた人生の中の一瞬は、今でも鮮明に記憶されている。
↓続く
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