昔通っていた映画館で私が遭遇した体験談です。
昼間は賑わう肘掛の無い椅子がずらっと並んだこの広い休憩室も、
私が居たその日の深夜になるともう人影も有りません。
その休憩室へおじさん二人が見掛けない女装さんを三人も従えてやって来ました。
そして私が一人で居るのを見ると、これから行う酒盛りに誘ってくれたのです。
その日はこの休憩室も冷房の効きが悪く、お酒が進むにつれ
私も皆と同じランジェリー姿でくつろいでいました。
その内ほろ酔い気分の女装さんが椅子に上がって踊り始めてしまいました。
それを見たおじさん二人はその女装さんのパンティを少しまた少しと下げ降ろしています。
女装さんはそんな事お構いなしにと踊り続けていたのでペニが顔を出してしまいました。
おじさんは酒の新しいつまみおかずだな、せっかくだからつまんでみるか、
と手に持った割りばしをパチパチさせています。
そして他にも美味しいおつまみは有るのかな、ともう一人のおじさんの言葉で、
それじゃ私もと、他の女装さん二人も椅子に上がってしまいます。
私達以外には誰も居なかった筈の休憩室でしたが、既に四人の男達が見物に来ていました。
私は恥ずかしいからいいです、遠慮しときます、と告げその場を立ち去ろうとしました。
ところが見物してた男達が、一緒にお酒ごちそうになった女装さん三人がやっているのに、
自分だけやらずに逃げるなんて卑怯だしずるくはないかい、などと言われてしまいます。
そうだよな、それじゃおしおきに今流行りの木馬責めなんか見せて貰うなんてのはどうだ、
と別な男から声が掛かります。
当時上映室の手すりの処でそんな事が行なわれていたのは私も知っていました。
すると女装さん達までもが、見たい見たいと言い出してしまい、
そんなの無理と逃げようとしている私を皆が掴んで放しません。
それで皆から連れて行かれてしまうのですが、私が連れて行かれたのは上映室ではなくて、
この上の階の従業員の着替え場の所でした。
この手すり壁の部分は私もよく乗っかって一休みなんかしたりしている所です。
でもちょっと押されたら後ろの階段に落ちてしまうような危険な所です。
私も通る人から危ないよ、と注意されていました。
此処で木馬責め?、まさか危ないと何度も注意されていたのに聞かなかった罰が当たった、
どうしよう、恥ずかしいぞ、などと思いながらボーとして立っていたら、
ソレ!という声と共に皆がランジェリー姿の私からパンティを脱がしに掛かります。
脱がされないようと必至に手で押さえますが無駄でした。
両手を後ろの壁に落ちつけられ暴れる両脚も皆で押さえつけられてしまい、
簡単にパンティを剥ぎ取られてしまいました。
露わにされた私の下半身を皆が見つめていました。
そしてヒューヒュー、木馬責めに最適だな、という声と卑猥な隠語の数々でした。
その当時は物凄く恥ずかしかったのを今でもはっきり憶えています。
でも本当に恥ずかしい事はその後にやって来ました。
手すり壁を跨ぐ所に重ねたアルコールティッシュを置かれ、
そこにペニを上向きに少しお尻を突き出すような恰好で座らされました。
多分アナルも少し見えていたのかもしれません。
男達がいい恰好だぞ、いい眺めだぞ、とクスクス笑いながら言っていました。
そして左右の脚をそれぞれ下から引っ張られ、
更に上向きのペニを皆が順番に手で強弱を付けながら上から押さえつけて行きます。
自分の体重も加わっての拷問です。
苦痛よりも恥ずかしい気持ちの方が勝りますが、
何故か変な快感やらも続いて私の脳を押し寄せて来ます。
でも、やはり皆からの卑猥な言葉と好奇心旺盛な視線が一番恥ずかしくて、
もう逃げ出したい思いで一杯でした。
ところが私への責めはこれで終わらず、お尻を更に突き出すような恰好にさせられます。
するとアナルにローションを塗られて電動バイブを差し込まれてしまいました。
私が知っている上映室の手すりで行われている木馬責めは、
ただ単に手すりに跨る程度の事です。
此処でアナルにバイブを差し込まれるとは思ってもいません。
もうそうなってしまうと苦痛よりもアナルへの快感の方がたまらまくなってしまいます。
皆が凄いぞ凄いぞ、感じてしまっているぞ、というような声が聞こえています。
おそらく恥ずかしいのも忘れてア~ン、ア~ンと声を上げてしまっていたのだと思います。
いいぞ、いいぞ良いもの見させて貰ったぞ、他にもやりたい奴居るか、と言う声が聞こえて来ます。
女装さん二人がもう一人の女装さんを指さしていました。
そこへ一階の受付を見張っていた男の人が、ちょっと立ち上がったぞ、
こっちの方へ来るのかも、と告げに来ました。
慌てて私達は皆上映室の中へと駆け込みそして皆ばらばらに散って行きました。
ちょっと、女装さんが木馬責めされている処を見てみたかったので残念でした。
以上が私が当時深夜の映画館で体験した出来事です。
ところが最近になって、何故かこんな昔の体験事なのに夢の中でも二回も見ているのです。
その理由は分かっています。
この女装さん達三人とは、それから映画館が閉館となってしまう間の三か月間交流が続きました。
映画の帰りには隅田公園の方まで良く皆と一緒に行ったりもしていました。
当時の公園内は付きまとって来る人達がうようよ居て、それが鬱陶しい私達は、
公園内には入らずにもっぱら川沿いの堤防専門だったのを思い出します。
そしてそれから長い歳月が流れてしまいましたが、度重なる偶然や口コミなどから、
また彼女達三人と八年振りに再会する事が出来ました。
ですが同時にコロナ禍突入時へと入って行ってしまいます。
それでこれからは良く知っている者同士で遊んでいた方が安全安心という具合にもなって、
彼女達と一緒に過ごす時間が一段と多くなりました。
知り合った深夜のあの木馬責めよりも、遥かに数段ハードな遊び事も彼女達から学びました。
今では彼女達とだったら、どんな恥ずかしい事も快感や快楽として捉えられるような気もします。
来月は、映画館が閉館となった月です。
そしてその同じ月に彼女達三人も揃って引退してしまいます。
来月最後の集まりは、私もこの三人と思いっきり快楽に溺れて乱れ狂いたいと思っています。
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