アナルにローションを追加してコンドームに手を伸ばして挿入の準備をしてると、何か言いたいのか無表情で俺の顔を見つめてくる。
早く指で出させろとでも言いたいんだろうかと思ったが、無視してコンドームを装着した。
「今日もつけるんですか?」
「いつもつけないの?」
「大丈夫そうな人だけ追加料金...」
「いくら欲しいの?」
「いや...違う、お金いらないです」
「でも生はいいや」
前回同様、思い通りにならないもどかしさに顔を歪めてくれた方が、俺にとっては生より価値があるってだけだ。
まだ何か言おうとしてたが、無視して挿入した。
一先ずトコロテンの約束を果たす為に頑張ったがすぐに出そうだと教えてくれた。
「イクッ...イクィクゥウッ...」
根本を締め付けようとしただけでAVみたいに喘ぎながらイクと言ってくれたから、そのまま出させてやることにした。
出し切った後は喘ぐのをやめてハァッハァと息を少し荒くするだけに戻るが、俺はこっちの方が好きだ。
喘がせるのは大人気ない大人のただの意地悪だ。
キスをし、耳を舐め、首を舐め、脇を舐め、乳首を舐める。
相変わらず無表情で反応は薄いが感じてないわけじゃないことはわかるし、なにより可愛いからどうでもいい。
手を掴みチンポを握らせると睨んできたが、すぐに目を閉じて顔を背け自分でしごいてくれた。
女みたいな顔で無愛想で生意気なYが自分のチンポをしごく姿は最高にエモい。
無性に騎乗位で突き上げたくなった。
しごくのをやめ、ウッ...ゥウッ...ゥグッ...ングゥッ...と言った具合に呻き声を漏らし俺に跨がっているYはチンポをそそり勃たせ相変わらず我慢汁を溢れさせていた。
カリ首を擦ってやるとヒィヒィ言いながら体を曲げ覆い被さってきた。
首筋を汗がつたい体もしっとりと湿っていてなんとも言えないエロさに興奮を抑えきれなかった。
見るからに体力がなさそうなYだが、本当に体力がない。
既に疲れを顔に出し胸を大きく膨らませて息をしていたので挿入したまま暫く抱き締めていた。
疲れたなら終わってもいいと言ったが、首を横に振ってきた。
まだしたいのかと聞くと首を縦に振った。
俺の肩に顔を埋めていたから表情はわからなかったが、年甲斐もなくキュンとしてしまった。
「本当にしたかったら、どれくらいしたいかキスしてみて」
「は...意味わかんないです」
「女とする時は口開けてるだけじゃないよね?」
「そうですけど...これ何か意味あります?」
「続けるも辞めるも俺の興奮しだいってこと」
体を少し起こして不満気に睨んでいたが、顔に張り付いたウィッグを手で抑えながら、ゆっくり顔を近づけてきた。
その面倒臭そうで照れてるようで興奮してるようで、なんとも言えない表情がたまらなく可愛かった。
弱々しく唇を合わせ、弱々しく舌を絡めてきたが、まだ何かを躊躇っているようだった。
キスしただろと言いた気に俺の顔を見つめてきたが、そんな女子中学生みたいなキスでは興奮しない。
内心はかなり興奮していたが、そういうポーズをとった。
察しがいいYは再び唇を合わせて舌を絡めてきた。
ムチュッ...チュパッ......ヌチャッ...
たまに厭らしい音を響かせながら息を荒くし、ねっとりと濃厚に舌を絡めるようになったYは何か吹っ切れたのか、いつもの無愛想な無表情ではなく目をトロンとさせ口を尖らせ甘えたような表情で見つめてきた。
こんな顔するんだなと眺めていたが、自ら腰を前後させながら俺の舌に吸い付き始めた辺りでたまらなくなって、しっかり抱き締めて腰を振ることを再開した。
俺の肩に顔を埋めてるYの湿った息使いを感じて耳が幸せだったが、だいぶガタがきてる俺の腰は長時間の騎乗位に耐えれない。
体位を正常位に戻そうとしたが、せっかくだから色々試そうと思い一度チンポを抜いてYを四つん這いにさせた。
尻を左右に押し拡げクパァと口を開いてエロいアナルにローションを垂らしてチンポを挿入した。
体位を変えてもYの反応は特に変わらない。
静かに息を荒げるだけだが、バックのまま上体を持ち上げ体を反らせると、アァッ...アッ...アァッァッと言った具合に、それまで見せたことのない何か堪えながら慌てたような反応を見せた。
それが何の反応かはわかっていたが、気にせずに腰を振る速度をはやめた。
「待って...ヤバいです...マジでやめてください」
「別にホテルのベッドだから漏らしなよ」
「嫌です、わかってやってるとか絶対飲ませる気ですよね?」
「フラグ立ててんの?」
「違う...マジで無理...早くイッてください」
トコロテンとは言え射精は射精だ。
弱アルカリ性に変化した尿道内のphを弱酸性に戻そうと尿意があって当たり前だが、セックス中はそれに気付かないほど興奮しているか我慢しているかだ。
この状態で膀胱付近を強く刺激されるような体位でやれば、当然のように尿意は増す。
増すと言うより気を抜くと漏れるがYはうわ言のようにアァッ漏れると繰り返しながらたえていた。
「飲ませたりしないから出したが楽だよ」
ハゥゥ...と力なく唸りながら、ショボショボとシートに漏らす音を響かせるYは完全に体の力を抜いて逃避している感じだった。
膝の辺りからじんわりと生温かいく濡れていき、甘い栗の花の香りが立ち込めてきたが、表情と決定的はシーンを正面から見れないのが欠点だ。
鏡貼りの部屋にしなかったことを悔やみながら、普通のバックで終わったわけだが、漏らしたのがよほど恥ずかしかったのか屈辱だったのか、Yはダンゴムシのように背中を丸め顔を隠したまま動かなくなってしまった。
泣かしてしまったかと不安になりながら体を抱え上げて抱き締めたが、泣いてはいなかった。
文句言いたそうに睨んではいるが、チンポは勃起しているから本当にわかりづらい子だ。
「マジで変態ですよね...」
「気持ちよかったろ?」
「シャワー浴びてきます」
否定も肯定もせず浴室に消えて行ったが、俺はまた大満足していた。
大満足していたからシャワーを浴びて戻ってきたYに2万円を差し出したが、またしても受け取りを拒否された。
イかせた感が無いからいらないそうだが、娼年のポリシーみたいなものがあるのだろう。
それから1週間も経たない週末に「暇です」とメールが届いた。
生憎用事があることを伝えたが、次の日に朝から「断ったお詫びにご飯奢ってください」とメールが届いた。
昼飯を奢って「今日もしますか?」と捻くれた誘い方をされたが、何気に忙しい中年オジサンは夕方から用事があったため泣く泣く断った。
また1週間も経たないうちに「断ったお詫びにご飯奢ってください」とメールが届いて、この時はホテルに行った。
乳首をやたら隠そうとするからなにかと思ったが、絆創膏を貼ったテープの痕が赤くなっていた。
「軟膏と絆創膏?」
「感度上がるって書いてたから試してただけです」
「残念だけどそれで感度上がらないから」
「え...どうやったら感度上がりますか?」
「触りまくれ」
「感度上がるようにしてください」
「俺そういうスキル無いけど」
「変態じゃないですか」
ただの変態ってだけで調教や開発のスキルなんてないが、面白いから好き放題乳首を弄り倒してやった。
だいたい乳首の感度を上げてどうしたいのかも謎だが、乳首のお願いしたからと金を受け取らないのも謎だ。
まぁリピーターが何人もいるとイキってた人気娼年が懐いてくれたのが最大の謎だが、週一くらいで「暇です」とメールしてきては何かと理由を付けて金を受け取らないという関係がもう2カ月ちょい続いている。
相変わらず無愛想で生意気で何を考えているかわからないが、それも含めてとにかく可愛いから飽きられるまでは全力で遊ぶつもりだ。
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