腕も足も適度に細く白い、控えめな化粧で可愛いんだから元の顔も可愛いんだろうと、明るい部屋であらためて見てそう思った。
もしかすると店で働いているのかと思って聞いたが、首を横に振って否定された。
「声気にしないから普通に話していいよ」
「はい」
声を気にしてるのかと思ったが気にするような声ではないし、低くもなく変な裏声でもなく可愛い。
と言うより、声を気にしている感じでもない。
早くすること済ませて金だけよこせと言うことかと思い、適当に飲み物を飲んでる名前も知らない女装子に、いくら欲しいのか聞いた。
少し考える素振りを見せた後、指を三本立ててきた。
蹴り飛ばしてやろうかと思ったが、一応俺は大人だ。
「3万でどこまで?」
「え...3千円」
この子は頭が悪いんだろうかと言葉に詰まった。
それは手コキの値段か、一緒にお茶を飲んだ値段か、それともバカにされているのか、もう意味がわからなかった。
何の値段か聞くと、したいことなんでもしていいと言われた。
この顔でこの値段だったらみんなリピーターになるだろうなと思いながら、自分の価値を理解していない女装子と、ことを始めることにした。
シャワー浴びてる間に財布持って逃げられたとかよく聞くから、こういう時は家でシャワーは済ませている。
シャワーを済ませていることも伝えたが無反応だった。
だいたいの人がフェラで終わる、なんて言っていたから自分からしてくるのかと思っていたが、完全に受け身だ。
偉そうに慣れてるようなことを言っていたわりには、抱き締めている体からはドクドクと激しい鼓動が伝わってきていた。
キスをしても拒否するでもなく、舌を絡めてくるでもなく、目を閉じて俺のシャツを掴んだまま、されるがままだ。
お人形さんか、久しぶりで緊張してるのか、感情を顔に出さないからよくわからない。
「久しぶり?」
「いや...別に」
わかりづらい、早く帰りたいんだろうと思って、さっさと済ませて解放してやることにした。
とは言え見た目はバチクソ可愛い女装子だ、サクッと挿れてお終いじゃつまらないし、俺も多少は楽しみたい。
ベッドに寝かせ、シャツの中に手を入れ上半身に触れた。
少し火照った体に薄っすら汗ばんでいた。
風邪をひいているのか聞いたが首を横に振って否定するだけだ。
緊張してるのか聞いても首を横に振って否定された。
夏だからだと勝手に解釈して乳首に触れたが反応は薄い。
特に息が荒くなるでも体を動かすでもない。
反応は薄いが爪先を僅かにモジモジさせているから、全く感じていないと言うわけでもないようだ。
脇腹から乳首まで舐めると擽ったかったのか、無表情ではあるが体に力が入った。
乳首を舐めてると、指の時よりも爪先が動いていたが、相変わらず無表情で息づかいも変わらない。
本当はもっと時間をかけて丁寧にやりたいが、早く帰りたそうな相手には逆効果だろう。
シャツを脱がせてスカートも脱がせた。
適度に引き締まった体に可愛らしい花柄のパンツを穿き、そこから勃起したチンポを飛び出させていたのを見て、興奮してたのかと驚いた。
けっこう多めに我慢汁まで出して顔を背けていたから、余計にわかりづらい子だと頭が痛くなった。
恥ずかしいから顔を背けたんだろうが、あえて何も言わずに我慢汁をクチュクチュ鳴らしながら亀頭をしごいてやった。
体の前で拳を握りしめ脚をピンと伸ばして左右の爪先を擦り合わせるわりやすい反応で、何かに堪えている様子を見てやっと人としてる実感がわいた。
顔は背けられたままだが、薄っすら赤みを帯びている耳を撫でると、少し赤みが増したような気がした。
「恥ずかしい?」
「別に...普通です」
会話は成立しないが、油断してたのか耳を舐めると体をビクッとさせてァウッと声を出してくれた。
首や乳首も舐めると、亀頭をしごいている恥ずかしい音は大きくなった。
しょっぱい我慢汁の味しかしない亀頭を舐めるとたまに荒い息を漏らして踵をシーツに擦り付けていた。
満足したことないなんて言っていたが、どちらかと言うと亀頭の感度はいい方だ。
何を我慢して何故強がってるのか意味がわからなかった。
亀頭を舐めたまま両乳首を触ると口の中でチンポをビクビク暴れさせるから乳首もそれなりには感じるんだなと思ったが、早く帰らせてやろうとパンツを脱がせてチンポ、玉、アナルと一通り舐めて、また反応が薄くなったのでアナルを指で解すことにした。
それなりに使ってるんであろうアナルは、ローションをつけると指一本を簡単に飲み込んだ。
指を二本にしてもまぁ反応は薄い。
拡張はしてあるが感度はそれほどよくない感じか、俺も逆アナルで遊んでいたからわかる。声が出てしまうほど気持ちいいと思ったことはない。
それでもトコロテンの気持ちよさは知っている。
しばらくアナルを弄っていると奥の方がコリコリと膨らんできた。
トコロテンしても満足したことないと言ってるのかと聞きたかったが、パンパンに膨らんだ奥を優しく叩き続けた。
アナルを伸縮させ息がほんの少しだけ荒くなってるのを見て、射精しそうでできないあの苦しくて変な感じになってるんだろうなと思いながら乳首を舐めていた。
苦しそうで可愛いから、少しだけ力を加えて叩く速度を速めるとチンポがピクピク動き始めた。
白くて濃い精液が少しだけトロッと溢れてきた。
息はより荒く早くなったが、イクともなんとも言わないまま、ダラダラと濃い精液を溢れさせ続けていた。
どうやら出しきったらしいが、アナルを弄る手を止めることなくカリ首を指で擦ってると、しかめっ面でアナルを締め付けゥンンッと言う小さい声をたまに出しながら、腰を僅かに前後させていた。
無愛想で生意気だが、それも可愛らしく思えてきた。
「あの...フェラしますよ?」
早く終わらせたいから俺をイかせようとしているんだろうと思った。
フェラされるのはあまり好きではないが、自信があるらしいこの生意気な女装子のフェラは興味があった。
ただし普通にフェラされてもつまらないし、無愛想で生意気で可愛い女装子を虐めたくなっていた俺は、トコロテンした精液を全て吸い取って口移しした。
露骨に嫌そうな顔で睨んできたが、したいことしていいと先に言ったのはこの子だ。
そのままフェラしてもらった。
自分の精液が嫌なんだろう、眉間に皺をよせながら舌は使わず唇だけで必死にフェラをしていた。
普段どんなフェラで褒められているのか知らないが、この単調なフェラで俺はイかない。
自分の精液を飲み込むのが嫌だからだろう、溢れっぱなしの唾液と女装子の精液がドロドロに混ざってチンポにまとわりつく感覚は気持ちよく興奮するが、おそらく俺はイかない。
元々フェラでイキづらかったのがNHの風俗通いを続けた結果、余計にフェラではイキづらくなった。
「フェラ得意なんじゃなかったの?」
「童貞しか相手したことない?」
「これで3千ならテンガ買う方がいいわ」
俺の性格がねじ曲がっているのも大人気ないのも自覚しているが、この無愛想で生意気な女装子が可愛いから煽っただけだ。
チンポを咥えたまま悔しそうな表情で目線だけこっちを見てる顔がたまらなく可愛いかった。
因みに普段こんなことは言わないしテンガなんて使ったことない。
若くて可愛いってだけでチヤホヤされ勘違いしてオジサンを舐めきってる女装子の生活指導だ。
俺とのメールでこき下ろされた哀れなオジサン達の弔い合戦だ。
まぁこここまで考えてはないが、若くて可愛いは正義だ。
「精子が邪魔なだけです」
自分の精液と唾液が混ざった液体をこぼさないように上を向いてモゴモゴ言い訳してる女装子の口を口で覆い、そのまま下を向かせ俺の口に移した。
なんとも強烈な味だが、女装子大好き変態オジサンの俺にとっては美味だ。
自分の我慢汁も若干混ざっているのは自爆だが、九割は可愛い女装子の体液だから大した問題ではない。
そのまま舌に吸い付き口の中を舐めながら何往復かさせた後飲み込んだ。
あからさまに顔を引攣らせ、変態と罵りたげな表情で俺を見ていたが、ガチガチに勃起させてるチンポをしごいてやると顔を伏せそのまま俺のチンポにしゃぶりついてきた。
ネットリと舌を絡めてきて普通に気持ちいいが普通のフェラだ。
それを生業とするNHのフェラと比べるのも酷な話だが、これでイクことは無いだろうと思っていた。
首筋と額に汗を滲ませ息を荒くしながらほぼ手コキになっていたが、可愛いから暫く眺めていた。
無愛想で生意気な可愛い女装子が意地になってフェラしてる姿は、見れば見るほど愛しさが込み上げてきた。
体を引き寄せ顔を近づけて勝ち誇ったように鼻で笑ってやると、なにやら不満そうな顔で睨んできたが、かまわず舌を絡めた。
背中をさすってやりながら、女装子の息が整うまで舌を絡め続けた。
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