(続き2)
そして智也さんの射精が落ち着くと、私はいつものように尿道に残った精液を吸い取りながらオチンポを口から引き抜きます。
「あはは、もう逝っちゃったの?ほんっと早漏なんだから。罰としてひとみちゃんに自分が出した精液飲ませてもらいなさい」
智也さんの精液を舌で味わいながらこのまま飲んでしまっていいのか迷っていると、優子さんが楽しそうに智也さんへ言いました。
何を言い出すのかと口に精液を溜めたまま優子さんの方を向きますが、優子さんは愛らしい笑顔を返してくるだけです。
助けてもらいたくて隣りのベッドの御主人様の方を向きますが、御主事様も楽しそうにこちらを見ています。
(・・・ごめんなさい)
私は心の中でそう謝ると、怯えた表情を見せる智也さんの方へ近づき、御主人様と優子さんに見られながら智也さんと唇を重ねます。
智也さんは怯えた表情こそ浮かべていましたが、顔を逸らすことすらせず、むしろ差し入れた私の舌に自分の舌を絡ませてきました。
私はそんな智也さんの口内に、私の唾液と智也さんの精液が混じり合った汚液を流し込んでいきます。
女装した男に、自分の精液を口移しで飲まされる。普通に考えれば、屈辱でしかないはずの行為。
それなのに驚いたことに智也さんは、優子さんに言われたとおり、躊躇なくその汚液を飲み下していきました。
(狂ってる・・・智也さんも優子さんも御主人様も狂ってる・・・そして、こんなことをしながらペニクリを勃起させてる私も・・・)
智也さんが精液を全て飲み終えるのを待ってから、最後にもう一度軽く舌を絡ませて唇を離しました。
智也さんは何とも言えない表情を浮かべて私を見ます。このとき智也さんが見つめる私は、どんな表情を浮かべていたのでしょう・・・。
「ねぇ見てよ、ひとみちゃん」
優子さんの指差す先を見ると、先ほど射精したばかりの智也さんのオチンポが再び硬く勃起していました。
「智也ってば、女装子のひとみちゃんとディープキスしながら自分の精液飲まされてオチンチン勃起しちゃうんだ」
笑いながら楽しそうに言う優子さんの姿を見ると、今日出会った時の可愛らしい女の子と同じ人とはとても思えません。
そして、優子さんにそんな酷いことを言われているのにオチンポをビクビクと震わせている智也さんからももう、自己紹介された時のような男らしさを感じることはありませんでした。
「ひとみ、今度はひとみだけで智也さんを逝かせてみなさい」
智也さんと優子さんの出会った時とのあまりの変わりように呆然としていた私に、御主人様がそう言います。
「・・・えっ?」
「そうだね、お手本は見せてあげたんだから、今度はひとみちゃんがしてごらんよ」
動揺する私に、御主人様のいるベッドへ戻りながら、優子さんも大したことでも無いように言います。
「で、でも・・・」
「じゃあ、こうしよう。逝かせられたら御褒美としてアナルを犯してあげよう。ただし逝かせられなかったら、今夜アナルに挿れていいのは今挿れてるアナルプラグだけだ」
さすがに無理だと言おうとする私の言葉は、そんな御主人様の言葉に遮られます。
情けないことに、智也さんを逝かせることが出来れば御主人様にケツマンコを犯してもらえると思った瞬間、プラグを咥え込んでいるアナルがズクンッと疼きました。
(もし逝かせられなかったら御主人様に犯してもらえない・・・)
御主人様の逞しいオチンポを目の前にしながら、こんな小さくて無機質なアナルプラグだけで我慢するなんて、想像しただけで気がおかしくなりそうです。
私は、私たちのやり取りを黙って見ている智也さんへと目を向けました。
(私が智也さんを逝かせる?さっきの優子さんみたいに?)
自分がさっきの優子さんのように智也さんを責めている姿を想像すると、だんだんと自分の呼吸が早くなっていくのが分かりました。
私は一度ごくりと大きく息を飲むと、あまりの動悸に震えている気がする手を智也さんのオチンポへと伸ばしました。
「あっ、待って、さっき逝ったばっかりだから・・・」
「黙ってください」
私はそう言って、私を止めようとしてくれた智也さんを黙らせました。そしてそれは、引き返す最後の機会が失われた瞬間でした。
私はちょっと萎えはじめた智也さんのオチンポを握ると、ゆっくりと上下にしごいていきます。
まだ少し尿道に精液が残っていたのか、鈴口からトロッと溢れた精液が垂れてきて、私が手を動かすたびニチャニチャと卑猥な音を立てます。
手での御奉仕も、どうすれば気持ちよくなってもらえるか御主人様にしっかりと躾けられましたが、やはりそれだけでは智也さんは逝ってくれそうに見えません。
私は智也さんを見下ろすと、先程の優子さんの姿を思い出しながら意を決して、智也さんへ言葉を投げかけます。
「智也さん、私の手コキ気持ちいいですか?」
智也さんは私と見つめ合ったまま黙って頷きます。そんな智也さんの返答を見た私は、オチンポを握る手に力を込めて智也さんのオチンポを締め付けます。
「ぅあっ・・・」
「ダメですよ、智也さん。ちゃんと口で言って下さい。智也さんは私に、女装子に手コキされて気持ちいいんですか?」
「・・・き、気持ちいいです」
優子さんに言われてフェラチオしていた時同じように、手の中の智也さんのオチンポがどんどん固くなります。
「そうですか。・・・智也さんは、セーラー服着た男に手コキされて気持ちよくなっちゃうんですね」
「あっ、ううぅ・・・はっ、はい、そうです。・・・セーラー服姿のひとみさんに手コキしてもらえて、凄く気持ちいいです」
「だいたい、男の私にセーラー服と網タイツを着させるなんて・・・そんな姿の私にいったい何をさせるつもりだったんですか!!」
「ぐぅっ・・・ご、ごめんなさい」
智也さんへ暴言を吐きながら、智也さんみたいな格好いい大人の男性が、女装子の私にバカにされてオチンポを固くしていると思うと凄くドキドキしました。
でも、オチンポは固く勃起こそしましたが、まだまだ逝きそうな感じがしません。
もしかしたらこのまま逝かせることが出来ないかもしれないと思って焦った私は、思いついたままに言葉を口にします。
「智也さん、私ともう一度キスしましょうか?」
「えっ?」
動揺する智也さんを見下ろしながら、私は言葉を続けます。
「もちろんお子様みたいな軽いキスじゃなくて、恋人同士の濃密なやつですよ。今度は私の唾液もたくさん飲ませてあげますからね」
これからされることを想像したのか、それとも先程口移しで精液を飲まされた事を思い出したのか、私の手の中で智也さんのオチンポがおもしろいようにビクビクと震えます。
「さぁ智也さん、女装子の私と恋人としかしないようなキスをしましょうね」
そう言って私が顔を近づけると、智也さんは戸惑う表情を浮かべながらも先程と同様に顔をそらさず、私の口付けを受け入れます。
そして私が舌を挿し入れると、智也さんの方から積極的に舌を絡ませてきました。
少しでも唇同士が離れることを惜しむように、お互いの唾液をお互いの舌でかき混ぜては飲み合う、恋人同士でもしないような濃厚な口を使ったセックス。
そんなあさましい行為に耽る私と智也さんの姿はよほど滑稽なのか、ディープキス特有のいやらしい水音とともに、御主人様と優子さんの笑い声が聞こえます。
「んん、ちゅっ、んちゅぅ、んあっ・・・ほらぁ、もっと舌出してください」
私に言われるがままに、必死に舌を伸ばして私の舌先と絡めてくる智也さん。私は口の中にぐちゅぐちゅと唾液を溜めると、舌を突き出して大きく開けている智也さんの口に唾液を垂らしました。
口内に垂らされた私の唾液を飲み込むと再び大きく口を開けて舌を突き出す智也さんの姿は、まるで餌を求める雛鳥のようで可愛らしくさえ思えてきます。
ちらっと横を見ると、隣りのベッドでは優子さんが再び御主人様の上で腰を振っていました。
優子さんのオマンコを出入りする御主人様のオチンポと、気持ち良さそうな優子さんの表情を見ると、私の中で優子さんへの嫉妬心が膨れ上がります。
私は智也さんとの口付けを続けながら、すっかりパンパンに張りつめた智也さんのオチンポをしごく手を早めました。
「ちゅ、んちゅっ、んあっ・・・ほらぁ、早く逝ってください。私もあなたの彼女みたいに、御主人様に愛してもらいたいんですから、さっさと逝って下さい!!」
「ぅう、ぐぅっ・・・ぁうっ、あっ、い、いきますぅっ!!」
智也さんの相手なんてしたくない。優子さんと同じように、智也さんより御主人様に早く抱かれたい。
女装子の私にさえそんなふうに蔑まれていると意識させたのが良かったのか、智也さんが泣きそうな声で射精直前であることを訴えます。
「いけ、いけ、いけっ!!女装子の手コキで精液出しちゃえっ、この変態!!!」
「あ゛っ、あぁぁぁっっっ、いいいっ、いくっ、いくっ、い゛ぐっ、いぐうううぅぅぅっっっ!!!!!」
呻くような叫び声とともに智也さんの腰が激しく跳ねると、私の手の中のオチンポがビクンッビクンッと震えながら噴水のように精液を吹き出しました。
「あっ、あ゛あ゛ぁぁぁ、あっ、ぅあっ、あぁぁぁ・・・」
私が射精の間も手を止めずオチンポをしごき続けると、オチンポから精液を漏らしながら智也さんもずっと呻き続けます。
そんな情けない智也さんを見下ろしながら、私は思いました。
(智也さんに私で逝っていただいたのではなく、私が無理矢理智也さんをを逝かせたんだ・・・)
御主人様と出会って、自分がどういう人間か気付かせていただいたつもりでした。強い男性に喜んでもらうために、御奉仕出来ることを嬉しく感じる女々しい女装子。
それが本当の自分だと思っていたのに、智也さんを無理矢理逝かせたことにどうしようもなく興奮している自分がいました。
私はその興奮に身をまかせて、智也さんの精液がかかってドロドロに汚れた手を智也さんの顔へと近づけます。
「・・・と、智也さんの汚い精液で手が汚れちゃったじゃないですか。ぜんぶ舐めて綺麗にしてください」
ドキドキしながら私がそう言うと、智也さんは一瞬だけ迷ったようですが、舌を伸ばして私の精液で汚れた指を舐めはじめます。
智也さんの舌先が私の指に触れた瞬間、ゾクゾクと私の背筋に歪んだ悦びが走りました。
智也さんは時折、悲しいとも悔しいとも言えない表情を浮かべますが、股間の方を見てみるとまた性懲りもなくオチンポを勃起させていました。
女装子の私の手に着いた自分の精液を必死に舐めとる智也さんを見下ろすと、早く御主人様に犯してもらいたいと思いながらも、もっと智也さんを虐めたいとも思ってしまいました。
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