(続き4)
(いやらしい格好・・・)
女性相手に興奮する機会は減ってるくせに、女装して乱れた自分の姿に興奮してしまう自分。そんな倒錯した興奮でより硬くなってしまうペニクリを隠すように乱れたスカートを整えていると、御主人様が言います。
「さっき買ったっていうバイブは持ってる?」
私は置いていたバッグから先程購入したバイブとミニボトルのローションを取り出すと、御主人様に渡します。
「ふーん、ひとみはこのバイブで虐めて欲しいと思ったんだ」
「・・・」
自分で買っておきながら、改めて御主人様に言われると恥ずかしくなるとともに、これからそのバイブでされることを「期待」してしまいます。
「じゃあ、ひとみ。ショーツを脱いでお尻をこっちに突き出そうか」
「・・・はい」
私は言われるがままに、ショーツごとパンストを足首まで下ろすと片足を引き抜いてショーツを脱ぎ、御主人様に渡します。御主人様に会ってからもずっと先走りを垂れ流していたせいで、ショーツにはぐっしょりと染みが出来ていました。
そして先程整えたばかりのタイトスカートを今度は自分の手で捲り上げると、お尻を御主人様の方に突き出します。
「ここはすっかりケツマンコになっちゃったな。まだ触ってもないのに、入り口がヒクヒクしてるよ」
本来の排泄器官としての役割を放棄させるかのように、男を気持ちよくさせる穴として徹底的に変えられてしまった私のアナル。家で洗浄している時から疼いていたそこは、ようやく使ってもらえる期待感で勝手にうごめいてしまっていました。
「あっ・・・ぅんっ、んん゛っ・・・んあっ、ぁああ゛っ!!」
一瞬、ローションの冷たい感触がしたかと思うとケツマンコの入り口部分が一気に圧迫されます。
しかし抵抗感があったのは最初だけで、先端部が入り口を超えたかと思うと、私のケツマンコは自分でも恥ずかしいくらい一気にバイブの残りを咥え込んでいきました。
「んんっ・・・ああ゛っ、あん・・・はぁっ、んあぁ・・・」
バイブにごりっと前立腺のあたりを抉られた瞬間、身体が震えて崩れ落ちそうになるのを震える足で何とか堪えます。そのままバイブを全部咥え込み終わると、御主人様が平手でパァンッ!!と私のお尻を叩きます。
「あんっ!!」
「さ、パンスト穿き直そうか」
「はぁ、はぁ・・・は、はい・・・」
私はバイブを落としてしまわないようにケツマンコを締めながら、パンストを穿き直します。ただ、ウェストまでパンストを引き上げようとすると、バイブの持ち手がパンストのマチ部分で押し上げられて、バイブをケツマンコのより奥へと押し込みます。
「・・・ぅうんん゛っ」
私は身体を震わせながら何とかパンストを穿き終えると、出来るだけバイブを意識しないようにしながら乱れた服装を整えます。
パンストを直穿きしたことで、パンスト越しに見えるようになった勃起したペニクリがいやらしすぎて、そそくさとスカートで隠しました。
ちなみに御主人様は、私が服装を整えている間、何やら小さな紙を取り出して何かを書いていました。そして私が服装を整え終ったのを確認すると、私が脱いだショーツと一緒にタンクの上に置きます。
「さぁ、出ようか」
(えっ、ショーツはこのままなの?)
などと思っているうちに、御主人様に手をひかれて個室を出ました。そして来た時と同じように恋人同士のように寄り添いながら、駐車場の方へ歩き出します。
「あの、御主人様、さっきショーツと一緒に置いた紙は何ですか?」
歩を進めるたびに容赦なく奥を抉ってくるアナルのバイブから気を逸らす意味も込めて、先程から気になっていることを聞きます。
「ああ、あれ?あれは、ひとみの使ってるフリーアドレスを書いた紙だよ」
「ええっ!?」
「きっと拾った人は、変態の女装子が下着とメアドを置いてったと思うだろうね」
「そんな・・・」
御主人様に抗議しようと思ったその時、前方から人が来る気配がしました。私は身を竦めると、少しでも体を隠すように御主人様にしがみついて俯きます。
目線だけ上げてチラッと見ると、前から歩いてきたのはサラリーマン風の中年男性でした。私達を見ているような気がしましたが、私はとても顔を上げられず俯きながら黙ってすれ違います。
「あっ?!やっ、ぅんんっ!!」
中年男性とすれ違った瞬間、御主人様が私のスカートをめくりあげてお尻が見えそうになりました。確認はしていませんが、中年男性も間違いなくこっちを振り返ったはずです。
タイトスカートだったことと、すぐにスカートの裾を抑えたので多分お尻は見えてないと思いますが、アナル挿さったバイブを見られたかもしれません。
それにスカートの裾を抑えるために急に動いたせいで、バイブが前立腺の近くを抉りました。その場にへたり込みそうになるのを、御主人様にしがみついてなんとか耐えます。
幸い、中年男性は立ち止まることなくそのまま歩いていってくれましたが、はたしてどう思われたのか・・・。
「んっ、はぁっ・・・ぅうん、んあっ・・・酷いです、御主人様」
御主人様に掴まっているのとは反対の手で、スカートの裾を抑えたまま御主人様を見上げます。
「別にいいだろ。きっとさっきの人、これからトイレでひとみのショーツを見つけるよ。そうしたら結局ひとみは変態だと思われるんだからさ」
そう言われると、さっきの中年男性が私のショーツでオナニーしている姿や、中年男性に犯される自分の姿が脳裏に浮かびました。
確かに御主人様の言うとおりかもしれないですし、それどころか、もし御主人様がその気になれば今からトイレに引き返すと言うかもしれません。そうしたら一体どうなるか・・・。
「ひとみは、分かりやすいなぁ」
御主人様はそう言うと後ろから私の両腕を掴み、肩越しに顔を出してきます。
「えっ?・・・あっ」
御主人様の視線の先では、公園に来た時よりはっきりとタイトスカートの股間のあたりが膨らんでいます。ショーツを脱いでしまった今、薄いパンストだけでは興奮で勃起したペニクリをとても押さえ付けていられませんでした。
そして、スカートにこれだけ目立つテントを張った姿では、どれだけ否定したところで、私が今の状況に興奮してしまっていることは隠せまん。それでも何とか今の状況から逃れたくて、ほとんど苦し紛れで御主人様に話し掛けます。
「ご、御主人様、また人が来るかも・・・」
「じゃあ、早く決めようか」
「・・・?決めるって・・・何を?」
何を言っているのか理解できずに聞き返すバカな私の耳元で、御主人様が囁きます。
「このまま野外で露出セックスする淫乱OLと、人目を気にせずにホテルで乱れまくる淫乱OL。ひとみはどっちになりたい?」
耳から入る御主人様の言葉に脳を犯されながら、バイブの突き挿さったケツマンコがずくずくと疼きました。
意地悪なことに、どちらを選んだとしても私が淫乱OLになることは決まっているんだなと自嘲します。でもすぐに、淫乱に「なる」ではなく、私はもう淫乱に「なっている」んだと思い直しました。
だって、女装したうえにケツ穴にバイブ突っ込んだままペニクリおっ勃てて野外散歩するなんて、淫乱以外の何物でもないですよね。
私はすっかりそんな淫乱になってしまった自分が恥かしくて俯きながらも、期待を込めて御主人様に私の願望を伝えます。
「ホ、ホテルがいいです・・・」
しかし、私の言葉が確かに聞こえたはずなのに、御主人様は何も言ってくれません。このままでは、いつさっきの中年男性が戻って来るとも分かりませんし、また別の人が通りかかるかもしれません。
バカな私はここでようやく、御主人様が望むような反応をしないかぎり、ずっとこのままだという事に気づきます。
私は俯いていた顔を上げると、後ろの御主人様の方を振り向いて笑顔を浮かべます。そして今度は御主人様が喜んでくれそうな言葉を選んで、もう一度私の気持ちを口にします。
「御主人様ぁ、ほ、ホテルがいいですぅ。淫乱OL女装子のひとみはぁ、いやらしいこと思いっきり叫びたいからぁ、ホテルでめちゃくちゃに犯してくださ~い」
身体をクネクネとくねらせながら、女性どころか娼婦とさえ思えない、まるでオネエ芸人のような滑稽な姿でした。
顔は満面の笑みを浮かべているのに、何故か目から涙が流れそうになります。しかし、そんな私の惨めな姿に満足してくれたのか、御主人様は私の唇を奪ってくれました。
さっきまで確かに感じていたはずの悲しさや悔しさは御主人様にキスされた瞬間に掻き消え、代わりに私の心は雌としての幸福感に満たされました。
(続きます)
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