僕は彼女の言葉にびっくりしました。ただまあ面白そうだし別にいいかなと思い着ることにしました。今思えばこの選択が僕にとって最高のものになりました。
彼女の制服とは言え高校時代僕も良く見ていた制服です。紺のブレザーとベスト、白のブラウスと青のチェックスカート、そして赤のリボン&紺ハイソックス。いわゆる今時の制服でした。彼女に着るのを手伝って貰いながら全て着終わった時に僕は今までにないドキドキを感じました。下着も彼女のものを着けていたからでしょうか。何かいきなり自分がひ弱な生物に成り下がったような、僕の制服を着ている彼女に逆らえなくなったような、何か分からないけど凄く小さな気持ちになったと同時に自分が本当になりたかったのはこんな気持ちではないのかという思いを抱きました。彼女も笑いながらも「結構可愛いよ!」と誉めてくれましたし、何より彼女も僕の学ランを気に入った様子でした。
その日はそのまま着替えて終わりましたがそこから僕は常に心にモヤモヤを持って生活することになりました。そして初女装から2週間、僕の方から彼女に「また女装したいな」とそれとなく伝えました。
ここから僕が彼女好みの女装娘になっていきます。
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