それから何度も電話したけど、彼女は出てくれませんでした。
とてもそんな気分じゃなかったので、御主人様の連絡も無視していました。
無視を続けて3日くらい経った頃、御主人様から「もう終わりにしたいのか?」とラインが来ました。
この期におよんで、僕は御主人様との関係を続けようとしてるのかと思いながら、彼女にバレたことを伝えました。
この日、御主人様は僕を飲みに連れて行ってくれました。
勿論、女装してないB面です。
セックスはしないつもりだったけど結局、御主人様とセックスしてしまいました。
B面だったのに、いつもより優しくセックスしてくれて、今までで一番気持ちよくなってしまいました。
終わった後に「俺と会うの辞めるか?」と聞かれたけど、辞めるなんて言えるわけありませんでした。
無視した罰としてパイパンにすることを条件に、御主人様との関係を続けることになりました。
それまで足や脇は剃ってたけど、彼女が居ることを理由にパイパンだけは断ってました。
彼女には無視されたままだったし、復縁は絶望的だと思っていたので、問題ありませんでした。
この日から、僕はいっそう御主人様とのアブノーマルな世界にのめり込んでいきました。
何かやってないと彼女のことを考えて泣いてしまうし、御主人様にまで棄てられたらと考えると、嫌われたくない一心で、それまで出来ないと断っていた飲尿プレイや露出もやるようなりました。
彼女にバレて2週間くらい経った頃、突然彼女が家に来ました。
嬉しさ半分、気まずさ半分、嫌な沈黙に包まれていると御主人様とは続いてるのか聞かれて、僕は咄嗟に会ってないと嘘をついてしまいました。
彼女は同性愛やトランスジェンダーについて調べてたみたいで「一方的に拒絶してごめんね」と謝ってきました。
ただ彼女は誤解してるようだけど、僕は同性愛でもトランスジェンダーでもなく、ただ女装が趣味でSM好きの変態です。
「私は女だから100足させてあげれないし、女装も御主人様とのことも続けていいよ」と言われた時には、彼女がなにを言っているのか理解できませんでした。
「でも私をほったらかしたり、女と浮気したら許さないから」と言われて、やっと彼女の言いたいことが理解できました。
御主人様とのことで嘘をついたことを正直に言って謝ったけど、僕が嘘をついたことは解ってたみたいです。
「縛られたりが好きなの?」と聞かれた時は、すごく気まずくて恥ずかしくなったけど、今更否定もできなくて、黙って頷きました。
「でも女装してる時、可愛いね」
「ありがとう」
すごくぎこちない関係だけど、少しずつ話せるようになっていきました。
何日か経って彼女とセックスした時は、僕のパイパンを見て顔がひきつってたけど、それも許してくれたみたいです。
彼女と復縁したことと、女装も御主人様との関係も容認してくれたことは、すぐに御主人様にも報告しました。
御主人様は「今度、調教されて感じてる本当のゆなを彼女に見てもらおう」と言ってきました。
冗談だと思っていたけど、会う度に彼女を誘ったか聞かれて、誘えないと答えるとキツいおしおきを受けました。
何度も彼女に言おうとして言えなくて、御主人様のおしおきを受けてを繰り返して、やっと先月の末に「御主人様に会ってみない?」と言うことができました。
調教を見てとまでは言えなかったし「御主人様が会って許可をもらいたいって」なんてデタラメなことまで言ってしまったけど、彼女は「考えとく」と言ってくれました。
御主人様はすごく褒めてくれて、御褒美の気持ちいいセックスもいっぱいしてくれました。
そこから1週間くらい説得を続けて、彼女は渋々会うことを決めてくれました。
そして先週の日曜日、僕は彼女と一緒に御主人様との待ち合わせ場所に向かいました。
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