パイパンにしたその週の末も電話がかかってきた。
どれだけ性欲が強いのか知らないが、1週間の内に何度も呼び出されたんじゃたまらない。
「家にあげてやるから今すぐ来い」
前回、前々回が、車の中だっただけに多少ましに思えた。
彼が上からなのと、ただ性処理の道具として粗雑に扱われることへの怒りや憂鬱さは変わらずだが、さっさと処理して帰ろうと思いながら、彼に教えられたマンションに向かった。
着いたことを連絡すると「勝手にあがってこい」とのことだったが、部屋の前まで行って一応インターフォンを鳴らした。
その正体はわからなかったが、ここに来て嫌な予感がしていた。
「あがってこいって言ったろ」
「臭っ…酔ってる?」
玄関のドアをあけた彼は、かなり酒臭く、多少酔ってるようだった。
酔った彼は面倒臭さそうだと、更に憂鬱になったけれど、腕を掴まれ部屋へ引っ張り困れた。
「本当に来た」
状況が飲み込めず立ち尽くしてしまった。
彼の部屋には、彼以外に3人の男が居た。
全員、彼と同じ年くらいで、それぞれ思い思いのことを口にしながら、こっちを見て笑ってた。
説明を求めようにも、彼は1人腹を抱えて笑っている始末だ。
「なにこれ?」
「奈央の話したら呼んでって言うからさ」
「帰る」
「そっか、じゃ月曜だな…夜まで我慢できないから迎え行く」
どこまで腐ってるのだろうか、その場に残ったらどうなるかは容易に想像できたけれど、帰ったら何をやられるかわからない不安に、彼らと距離をとった場所に座った。
「帰らないの?帰っていいよ」
「なんでこんなヤツと会ったんだろ…」
「なんか言った?」
「用があるならさっさと済ませて」
「自ら肉便器宣言」
それなりに愛情みたいなものを感じれるのであれば、セックスは好きだ。
複数も嫌いではないし、過去に3Pまでは経験もある。
ただ、性奴隷のような扱いを受け性処理させられることが嫌なだけだ。
そして輪姦なんて虫酸が走る。
面倒臭くなって、さっさとことを済ませて帰ろうと、完全に開きなおっていた。
「話が早いね」
「性処理は当たり前だけどそれだけじゃ帰さないよ」
「なんか一発芸やれ」
1人くらいまともなヤツが居てもよさそうなものだが、類はなんとやらってやつか、全員クズの集まりだと気付いた。
「パイパン見せて」
「ストリップさせようぜ」
自分の学生時代の飲み会も、こんなバカっぽく見えていたのだろうか、酔ったガキ共のストリップコールが狭いワンルームの部屋に響いていた。
「早く脱げって」
もの凄い屈辱を味わいながら、1枚ずつ服を脱いだ。
「性格のわりに可愛い下着なんだ」と笑われ「年下の俺らよりチンポ小さい」と笑われ「パイパンの変態だ」と笑われ、散々なバカにされようだ。
なにが面白いのか、脱いだパンツを奪うと、それを嗅いだり、頭に被せあってはバカにみたいに笑い転げていた。
衣装ケースを漁ってた彼は、しわくちゃになった黒いパンストを取り出してきて穿くように要求してきた。
パンスト1枚なんて全裸より恥ずかしい格好にさせると追い討ちをかけるように「江○2:50じゃん」と全員が腹を抱えて笑い転げていた。
流石に恥ずかしさにたえれなくなって、体を隠すようにその場に座り込んだけれど、1人に羽交い締めにされ、立ち上がらされた。
「うわ、こいつ泣いてない?ウケる」
「いつもの強がりはどうしたのかな?」
「トコロテン奈央見ようぜ」
何も喋る気がしなくなって、後はされるがままだった。
お尻を突き上げるように腰を抱えられ、後ろからパンストを破られたかと思うと、ローションを垂らされ、ディルドか何かを雑に突っ込まれた。
突っ込まれたディルドの先に電を当てられて、チンポが勃ちそうになった。
腰を動かしたり、足をばたつかせて、電マから逃げようとすると「動くな」とお尻を何度も叩かれる。
加減を知らないらしいガキ共に、最初から最強にした電マをあてられていたせいで、あっと言うまに股間の感覚は麻痺していた。
「出てる出てる」と笑われながらパンストの中にトコロテンすると、誰かがチンポを挿入してきた。
行き場を無くした電マをチンポにあてられながらアナルを犯され、別の誰かは口にチンポを押し込んできた。
面白がって乳首に洗濯バサミをつけてくるヤツ、スマホで写真でも撮ってるのか、シャッター音と笑い声が聞こえた。
「ヤバい、俺イキそう」
「これに溜めて最後にまとめて飲まそうぜ」
1人がイっても、またすぐに次のヤツが挿入してくる。
2回するヤツもいた。
長い時間、犯され続け、チンポと電マでイかされ続け、気付いたらウィックは外され、パンストは自分の精子で太股までドロドロになっていた。
お腹はピクピク痙攣していたし、フェラをし過ぎた顎もガクガクだった。
「もう許してください」
凄く屈辱的だったけれど、最後の方は泣きながら謝り続けていた。
これ以上ヤったら、本当に体がもたないと思った。
「じゃこれ飲む?」
「汚っ」
「臭いなこれ」
何回分かもわからない、毎回イク度に溜められていたガキ共の精子が入ったコップを渡された。
口を近付けただけで吐き気がしたけれど、それを全部飲み干した。
「帰っていい?」
「そろそろ眠いし帰っていいよ」
翌朝スマホを確認すると、大量の画像が送られてきていた。
そしてこの時から、4人が代わる代わる、毎日のように「ヤらせろ」と電話をしてきて、性処理を求めてくる。
1人だけ前戯からセックスを楽しもうとしてるんだなと、感じるヤツが居るけれど、いずれにしろ性処理の道具と思われていることに変わりはない。
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