続き4
「男のくせにすっかりフェラが上手くなったな」
先ほど味わった分だけでは物足りず、唇や指先に残っている御主人様の汁を舌先で舐めとっている私の姿を見ながら、御主人様が言いました。
「もうっ!御主人様のせいじゃないですかぁ」
私はいたずらっぽい口調で、御主人様にそう言い返します。
実際、彼女にしてもらった時間より、それどころか今までの人生で女性にしてもらった時間全部よりも、私が御主人様に口で御奉仕した時間の方がとっくに上回っているはずです。
そしてそのテクニックも、彼女はもちろん、そこらへんの風俗嬢よりも男を満足させられる自信があります。
そんな私も昔は、たとえ女装してても、男の自分が男のを咥えるなんてあり得ないと思っていました。
初めて御主人様のを咥えさせられた時も、咥えた肉の感触と匂いからは嫌悪感しか湧かず、口内に出されたものもすぐに吐き出してしまったほどです。
それが今では、御主人様の股間の匂いを嗅ぐだけで頭の奥がぼうっと痺れて、御主人様の大きなオチンポで喉奥を抉られるのが大好きになってしまいました。
今もまだ口内に余韻が残っている御主人様の熱い雄汁の味と香り、そして喉ごし、なんで昔の私はこんなに素敵なものをあんなに嫌っていたのか、今となっては不思議で仕方ありません。
「立ってスカートを捲ってごらん」
御主人様の言葉に私はふらふらと立ち上がると、スカートに手を掛けました。
御主人様を焦らすようにゆっくりと、そして出来るだけ扇情的に見えるように、エプロンドレスごとメイド服のロングスカートを捲り上げていきます。
今日はスカートの中は白のガーターストッキングだけで、ショーツは付けていません。
これ以上捲ったら御主人様に見られてしまうというところでそのことを思い出し、思わず手が止まってしまいました。
でもすぐに、御主人様に妖艶な笑顔を向けながら、淫乱メイドのストリップショーを再開します。
そして私は、今日はまだ一度も触れていないのに、メイド服を着てからずっと勃起させてしまっている情けないオチンポを御主人様に晒しました。
「やっぱり、さっき痙攣した時に逝ってたんだな」
「あっ、も、申し訳ありません」
御主人様の指摘に顔が熱くなります。
私の思っていた通り、先程の御奉仕でアナルプラグを深く銜え込んだ時に私は射精してしまったようです。
捲り上げたスカートの裏地はもちろん、オチンポ自体も根元まで白濁液にまみれている姿では、もはや言い訳など出来ません。
そして、そんな私のドロドロに汚れてしまったオチンポは、御主人様の視線を感じるとよりいっそう固さを増してしまいました。
「後ろの方も見せてごらん」
御主人様に言われるがまま振り返ると、今度はお尻が見えるようにスカートを捲り上げていき、御主人様の方へお尻を突き出します。
今度は御主人様は無言のままですが、私の顔はさっき射精を指摘された時よりも熱くなっていました。
だって、御主人様にはきっと見えているはずです。
ピンクのジュエリーが付いたアナルプラグと、そのプラグを咥え込んでいやらしく蠢いてしまっている、私の排泄の為の穴が・・・。
強烈な恥ずかしさで意識が朦朧になりかけたとき、部屋に置いている姿見が視界の隅に入りました。
今日、あの姿見の前に立って、胸を躍らせながらメイド服をきちんと着れているか確認していた自分。
その時に脳裏をかすめた、このメイド服を着てくれた時の彼女の姿。
男として、そのメイド服姿の彼女と愛し合った時の記憶。
そして同じメイド服を着て、ついさっきまで女のように御主人様に御奉仕していた自分。
そんな、いろんな光景や気持ちが頭の中を駆け巡ったあと、私は歪んだ笑みを浮かべながら背後の御主人様に哀願します。
「御主人様、今日はせっかくのメイド姿ですから、ひとみにもっともっと御主人様への御奉仕をさせてください」
御主人様の方へ突き出したお尻を振りながら、自然と口に出たその言葉。
その言葉の真意は、快楽で彼女への罪悪感を忘れさせてほしいからなのか・・・。
それとも同じメイド服姿なら、彼女より自分の方が男を悦ばせることが出来るという「雌」としての優越感からなのか・・・。
口にした私にも、なぜそんなことを言ったのか分かりませんでした。
ただ、笑顔を浮かべてプラグの挿さったお尻を振る私には、「メイド」なんかより「娼婦」という肩書きがぴったりだったはずです。
ここまで読んでくださった皆さん。
皆さんは、私が笑顔で口にしてしまったこの言葉の真意は何だと思いますか?
その後も、御主人様にたくさん御奉仕させてもらいました(嬉)。
でもさすがに、深夜だったとはいえ、メイド服姿でドライブと公園散歩させられるとは思いませんでした。
翌日も休みだったので、夕方までぶっ通しでいろんな御奉仕をさせてもらいました。
まぁ、途中で御主人様がメイド姿に飽きてしまったので、大半はメイド服ではなかったんですけどね(笑)。
他のメイド服を持っていれば良かったんですが、あいにく私が持ってるメイド服って一着だけなんですよね。
でもその日、御主人様と一緒にネットで新しいメイド服を二着選んだので、届くのが楽しみです。
またまた長くなってしまい、ごめんなさい。
最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございましたm(_ _)m
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