やっと土曜日がやってきました。遠足や運動会の日の子供の様に私は
早起きをし、午前、午後と2回、身体を綺麗に洗いました。午後浴室から出てみると彼からメールが入ってました。
「待ってるよ!」その一言だけでしたがその時の私には十分でした。凄く
嬉しく感じました。
手ぶらで行く訳にも行かず、彼のマンションに行く途中にあった出店で
たこ焼きと酒屋からワインを買ってから彼のマンションの前に立ち
ました。オートロックのため、彼の部屋を呼び出します。彼は黙って
ロック解除してくれました。彼の部屋の前に立ちました一人で立つのは
初めてだったので少し緊張しました。ブザーを押しました。 ドアが開き、
彼が出てきました。笑顔でした。その笑顔を見れただけで私は泣きそうに
なり、彼の胸に飛び込みました。
彼はしっかりと私を受け止めて下さり、ギュッと私を抱きしめてくれ
ました。何十秒、何分たったか覚えていません。やがて彼は私の顔を持ち
上げました。私は目を瞑りました。唇と唇を重ね合います。何度も何度も
…。そしてついにはお互いの舌を絡ませ合ってました。
自分では全く気づいてませんでしたが、この時、以前の様にされるが
ままの状態ではなく、自分から唇を重ねにいったり。舌を追い求めていた
と彼から聞かされました。この頃から私の中の変化は始まっていたのかも
しれません。
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