(続き2)
スカートから伸びるタイツに包まれた脚を、夜の冷たい空気が撫でる独特の感触。室内女装では味わえない興奮でスカートで隠した男の象徴を硬くしながら、私は人目を気にしつつ車へと向かいました。
時間的にさすがに御主人様へ連絡を取ることはためらい、私は車を深夜の街へとしばらく走らせると、道沿いのとあるお店の駐車場に車を入れます。
そこは御主人様と初めて会った日にも連れて来られたアダルトショップでした。
あれ以来、何度か女の子の姿で来たことはありましたが、今日の私は初めて御主人様と来た時と同じくらい、いえもしかしたらあの時以上に興奮していました。
そんな興奮で挙動不審にならなように何気ない感じでお店の中に入ると、商品を見るふりをしながらぐるりと店内を歩きます。
やはり深夜ということもあって、店内には2人ほどのお客さんしか確認することが出来ませんでした。
「ふぅ・・・」
私は一度、大きく息を吐くと、ドキドキしながら羽織っていたコートを脱いで腕に持ちました。するとコートで隠れていた、普通に立っていてもお尻が見えそうなほどのミニ丈スカートが露になります。
私はお店に入る前に、ただでさえ短めのスカートのウェストをわざわざ折って、そんな下品なミニ丈にしていました。
(まるで、変態みたい・・・)
アダルトショップの店内で、目の前に並んだパッケージのAV女優よりも短いスカート姿を晒すなんて、まるで自分が変態になってしまった気がして鼓動が早まります。
(いや・・・もうとっくに変態か・・・)
室内女装だけでは物足りずに、女装姿のままアダルトショップへと来てしまっているどころか、男のくせにAV女優よりもいやらしい格好をすることに、屈辱よりも興奮を覚えるようになってしまった自分。
(そうだよね。もう私はとっくに変態にされてしまったんだから、これからすることも仕方ないよね・・・)
そう自分に言い聞かせると、私は中年で小太りの男性客を背にする位置へと移動しました。
そして、商品を見る振りをしながらゆっくりと前屈みになります。それもミニスカートを穿いている女性なら絶対にしない、膝を曲げずにお尻をわざとらしく突き出すような姿勢で・・・。
当然、中年男性のいる位置からは私のお尻が丸見えになっているはずです。私はしばらく商品を物色している振りを続けてから、ショーツ丸見えの姿勢のままチラリと後ろを覗き見ます。
すると私の後ろにいた中年男性がこちらに向けていた顔をさっと逸らすと、慌てたように棚の影へと消えました。
(・・・今の、間違いなく見てたよね)
女性をいやらしい目で見る男の視線。普通の女性なら嫌悪感を覚えるその視線が自分に向けられていたことに、私はどうしようもなく嬉しくなってしまいます。
身体の奥からゾクゾクとした快感が身体を包みます。
それは御主人様に性処理用の肉便器として調教していただいた成果に他なりません。
(もっと・・・もっと私のことを、いやらしい目で見て欲しい・・・)
私はそれから何度か同じことをしてみましたが、男性は遠目に私のパンチラを見るだけで、残念ながら話し掛けてくるどころか近づいてくることもありませんでした。
それでも、女装姿で露出行為をしている自分の変態さ、さらにその姿を視姦される喜びに頭の中は甘く痺れ、アナルがじくじくと疼きます。
私はもう我慢出来ませんでした。
私は足早にアダルトグッズのコーナーへ向かうと、ローションとディルドーを手に取りレジへと向かいます。
お会計を済ましてお店を出た私は、しばらく車を走らせると郊外にある公園の駐車場に車を止めました。ここも、御主人様と初めて出会った時に来た公園です。
私は車を降りると公園の中をぐるっと歩いてみましたが、時間が時間だけに人影は見当たりません。
今思えば、人がいなくて良かったかもしれません。もし人がいたら発情しきってしまっていた私は、間違いなく自分から誘ってしまっていたと思います。(笑)
公園を一周した私の足は駐車場へとは向かわず、御主人様と初めて出会った時に連れ込まれた公衆トイレへと向かいました。私はトイレに誰もいないことを確認すると、男子トイレの個室に入って鍵を掛けました。
一刻も早く快楽に溺れたい私は慌ただしくコートを脱ぎ捨てると、タイツごとショーツも靴も脱いでしまうと、そのままタンクの方を向いて馬乗りになるような体勢で便座蓋に腰を下ろします。
そしてバッグから先程購入したローションとディルドーを取り出し、乱暴にパッケージを破りました。
「んあぁっ!!・・・あぁっ、いいっ・・・はあぁっ、うあぁぁ、もっとぉ奥ぅぅっっ・・・ぅうんん゛ん゛っっっ!!」
自宅でのオナニーでほぐれたのか、アダルトショップでの露出ですっかり疼いていたアナルは待ち望んでいたかのようにすんなりとディルドーを奥まで咥えこんでいきます。
アナルから広がってくる激しい快感に、我慢しなきゃと思ってもどうしようもなく喘ぎ声が漏れてしまいます。
(もし今、誰かがトイレに人が入ってきたら・・・)
だらしなく開いた口から洩れる自分の嬌声を耳にしながら、私は公衆トイレで見ず知らずの男たちの欲望の捌け口にされている自分の姿を思い浮かべます。
男の上に跨ってオチンポを咥え込みながら言われるがままに腰を振り、同時に両手も口マンコも使って差し出されるたくさんのオチンポへの御奉仕を強要される私。
でも妄想の中の私は無理矢理犯されているはずなのに、いつの間にか自分からすすんで男達のオチンポを絶頂へと導き、汚い白濁液を身体中に浴びながら笑顔を浮かべます。
今誰かがこのトイレに来てしまったら現実になってしまうかもしれない、そんな妄想は私に恐怖心とそれとは比べ物にならないほどの興奮を与えてくれました。
そして私の身体はその興奮に踊らされるかのように、私の意志などお構いなくさらに激しくディルドーでアナルを犯します。
「ぁあんっ!!・・・うぅ、ぐぅっ・・・い、いいぃっ・・・もっ、もっとぉっ!!・・・犯してぇ・・・んああ゛ぁっっっ!!」
もはや我慢する気さえ見られないほど大胆によがり声をあげながら、野外オナニーでしか味わえない快楽にもっと溺れようとしますが、すでに出来上がっていた私の身体はすぐに限界を迎えてしまいました。
「うぅっ、ぐううぅぅっっっ!!・・いっ、いく、いぐぅっ・・・ぁあっ、うあぁっ、ひぐう゛う゛ぅぅぅっっっ!!」
アナルの奥を目掛けて思いっきりディルドーを突き込んだ瞬間、身体がのけ反って細かく痙攣しながら目の前に火花が散ります。
自宅での絶頂よりもさらにもう一段深い快感が、私の身体の中を嵐のように荒れ狂いました。
普通の男性のように噴射するような射精ではなく、失禁のような情けない射精によって漏れ出た、もはや精液とも呼べないほど薄い淫液によってスカートに染みが広がっていきます。
身体の痙攣もなかなか引かず、まるで永遠に続くかのようにすら感じた次の瞬間、まるで糸の切れた人形のように身体から力が抜けて私はぐったりとトイレのタンクにもたれ掛かりました。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・あっ・・・ぅうんっ・・・ん、ぅあんっ」
言葉にできない満足感に包まれながらトイレのタンクに身体を預けていると、アナルからずるりと抜けたディルドーがごとりと音を立てて床に転がりました。
手足の感覚がほとんどなく身体には力が入らないけれど、ディルドーに激しく犯されたケツマンコがぽっかりと開いたままヒクヒクと蠢いているのが分かります。
(まるで、ディルドーじゃ満足できなくて本物のオチンポを欲しているみたい・・・)
まだ意識がはっきりとしない頭でそんなことを思いながら、虚な目を先程まで必死にディルドーを動かしていた右手に向けます。右手首に付けられた、私が今こうしてまた女装してしまうきっかけとなった元カノのシュシュ。
あんなに大切だった元カノが忘れていったパステルピンクのシュシュは、ローションと私の腸液によってドロドロになっていました・・・。
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