写真を撮られたことで動転し、絶対に秘密にする代わりに、
私の身体で良ければ自由にしていい、そんなことを伝えたように思います。
ひと時の過ち、夢であってほしいという望みとは裏腹に、
娘婿に抱かれてみたいという欲求を抑えられないひとみの気持ちも湧いていました。
それが、今も続く屈辱の扉をあけることになるとは考えられませんでした。
逃げるようにバスルームに駆け込み、温かいシャワーを浴びていると、
ドアの外から、義父さん、今日はすみませんでしたと、娘婿の声。
ひとみと呼んでください。そう応える自分に、内心ドキドキ。
ひとみ、ごめんね。もう、さっきのようなことはしないから。
でも、約束はお互いに守ろうね。いいね、ひとみ。
いつになく低いトーンの娘婿の言葉を思い浮かべながら、シャワーヘッドを外し、
ホースの口を押し当てるひとみのいやらしい姿が、鏡に映っていました。
何度もアナマンを洗浄し、腕や足の体毛も剃りました。
ボディクリームを全身に塗り込み、入念にメイク。
そうこうしているうちに、娘婿が風呂からあがり、声をかけてきました。
義父さん、ビールでも飲みましょう。いいですよね?
ええ。先にリビングで飲んでてください。
かすれた女言葉に娘婿も察し、ひとみ、待ってるよと優しい一言。
年甲斐もなく、乙女な気持ちの自分に驚きながら、下着を選びました。
少しきつめの70Aサイズのブラジャーに、膨らんだ胸を精一杯寄せて谷間を強調します。
胸元の開いたブラックのワンピース、バラの香りのルージュ。
お気に入りのクロエの香水に包まれて、リビングへ向かいました。
テレビの明かりに浮き出る娘婿の身体が見えました。
ソファーに座り、ビールで乾杯。
面白くもないバラエティ番組が緊張をほぐしてくれました。
無言のまま、3回目のCM。なんか、すごくいい匂いですね?
こんなひとみの性癖、嫌じゃない?
見下されないか、無視されないか、秘密をばらされないか。
娘婿の機嫌を取ろうと、身体を密着させました。
一人こっそりひとみになり、妖艶な女を演じていた記憶のままに、
わざとらしいぐらいに女言葉を使い、女らしい仕草でビールを飲みました。
娘婿の下着の膨らみを確認し、行動しました。
娘婿に身体を向け、股間を右手で握り、バラの香りの唇を娘婿の唇に重ねました。
アッアッーンと吐息を漏らして、約束よっと、ささやきました。
※元投稿はこちら >>