続き2
最後に立ち寄ったのは、アダルトグッズのコーナーでした。
そこでも彼は、執拗に私の太ももやお尻を撫でながら商品を物色していきます。
ひととおり見終わると、彼はリアルに作り込まれたディルドと可愛いピンクロータそれにローションを手に取ります。
そしてそれらの商品を私に手渡すと、財布からお札を取り出しました。
「じゃあこれ、買ってきて」
「・・・えっ?」
「ほら、早く」
そう言って彼が私の背中を押します。
その勢いでよろけるように数歩進んだところで、私は突然1人にされた恐怖に足がすくみ立ち止まりました。
私は後ろを振り返り、すがるように彼を見ますが彼は有無を言わさない目線でじっと私を見つめてきます。
逃げ場なんて無い。
そう諦めた私はレジの方へ向き直り、震えそうな足でゆっくりと歩を進めます。
一歩、また一歩と進むうち、アダルトショップの中を1人で歩く恐怖は、なんとも言えない刺激へと変わっていきました。
そんな刺激を味わいながらレジに辿り着いた私は、無言で商品をカウンターに置きます。
女装姿での買い物なんてもちろん初めての経験です。
幸いレジカウンターは目線を合わせないで済む作りでしたし、声を出さなければ意外と女装娘だとはバレないものかもしれません。
しかしその時の私には、そんな冷静に考える余裕なんてありませんでした。
痴女だと思われてるかもしれない、それどころか女装娘だってバレてるかもしれない。
そう思うと、頭の奥が痺れて足が震えます。
「お会計、3点で○○○○円です」
店員さんの言葉にハッと我に返り、私は慌てて支払いを済ませました。
お釣りと商品を受け取ると私は店員さんに背を向け、またゆっくりと彼の元へと戻ります。
背中に私を蔑むような視線を感じたのは、きっと気のせいではなかったはずです。
彼の元に戻ると、彼は優しく私の頭を撫でてくれました。
そして入って来た時と同じように彼に腰を抱かれ店を出た私は、車に戻ると同時にぐったりとシートに体を沈めます。
時間にしたらそんなに長い時間ではなかったのに、あまりにも強い刺激で私の心も体もすっかり参ってしまっていました。
ただ、そんな私の頭の中でさっき彼が囁いてくれた言葉が何度も繰り返されます。
『これから、もっともっと気持ちよくしてやるよ』
彼の言う『これから』の事を思うと、不安はもちろんありましたが、
そんな不安とは比較にならない圧倒的な期待感に、私は胸を躍らせてしまっていました・・・。
とりあえず、今回はここまでです。
この後、また公園に戻って御主人様にいじめてもらったんですが、その話はまた今度書こうと思います。
多分次で御主人様と出会った時の話は終わりかな。いつも長文になってしまい申し訳ないです(>_<)
読んでくださった方、ありがとうございましたm(__)m
あと、ここは御主人様と見てるので反応貰えるとすごく嬉しいです♪
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