続き2
口に含んだ精液をじっくり味わっていると、御主人様が不意に私の手を取ります。
どうしたのかと顔をあげると、御主人様は私の手から急ぐあまり彼女との初詣のあと外し忘れていたペアリングを外しました。
そして、外したリングを空のグラスの中に落とし、そのグラスを私の目の前へと差し出します。
「ここに出すんだ」
私の体がビクンッと弾けます。
目を見張ると同時に、部屋の空気が固まった気がしました。
彼女に嘘をついてまで巫女姿で男に奉仕している自分。
そして目の前のグラスの中には、大事な彼女と一緒に選んだペアリング。
私の中ではずいぶんと長い時間固まっていた気がしましたが、
御主人様が何も言ってこなかったということは、実際は一瞬のことだったのでしょう。
強張っていた自分の顔がトロけたのが、自分でもはっきりと分かりました。
私はグラスの上で口を開き、口内に溜めていたものをペアリングに垂らします。
舌も使いながら、その一部始終を御主人様に見て頂けるようにゆっくりと。
それでも、巫女姿に興奮してくれたのか、普段よりも濃く多い気のする御主人様の精液でペアリングの姿はすぐに見えなくなりました。
私が全て吐き出したのを確認すると、御主人様はそのグラスにお酒を注ぎかき混ぜます。
カラン、カラン、という音と共に再び姿を現したリングが目に映ると、興奮でどれだけ頭が真っ白でも、さすがに心に小さなトゲが刺さります。
その小さな痛みは私がまだ堕ち切った訳ではない証拠でしたが、私は御主人様にまだまだ堕として頂けるという事実の方に心が踊っていました。
「飲め」
そう言って手渡されたグラスを、私は躊躇なく一気に飲み干しました。
お酒と混ざってもまだはっきりと感じられる御主人様の精液が、喉に絡みつきながら私を満たします。
「味はどうだ?」
お酒に御主人様の精液、そして愛してる彼女と選んだペアリング。
こんな最高のカクテルが他にあるでしょうか。
「・・・とても美味しいです」
新年早々、巫女姿で男の前に跪き笑顔でそう答える私。
そんな私の手元のグラスには、お酒と精液が纏わり着いたペアリングが悲しげに残っていました。
この後も三が日の間、御主人様にいっぱい×2御奉仕しましたが、
それはまた機会があれば書こうと思います♪
多分、今度はまた御主人様との出会いの続きを書くかなって思います。
長文失礼しましたm(__)m
※元投稿はこちら >>