次の日は日曜日、
そのも、合唱団の練習がありました。
今度は、本選に向けての練習です。
練習は、私服で行ってもいいのですが、
僕は、その前の日からから女の子になると決めたので、
この日ももちろん、迷わずスカートにしました。
昨日、コンクールが終わったあと、
デパートに行きました。
そこで、夏用のスカートと、
女の子用のパジャマ、それから、
浴衣も買ってもらったんです。
もう、8月の終わりなので、秋物が売られていましたが、
夏物のスカートやパジャマや浴衣も、
すごくかわいいのが、いっぱい安売りをされていました。
「ゆうちゃん、学校でもお家でも、
毎日スカートでいい?」とママが聞いてきたので、
僕は、「うん」と答えました。
安売りだったので、いっぱい買ってもらいました。
サイズの大きめでかわいいのもあったので、
「来年、着れるかもしれないから、買っておくわね」
と、ママが言いました。
パジャマはピンク色で、
浴衣は空色です。
パジャマは、ズボンが半ズボンのタイプのものです。
デパートの店員さんに、「お嬢様」とか、
「女の子らしいですね」と言われて、
すごく嬉しかったです。
あと、ママに店員さんが、
「お嬢様は何を着ても似合うタイプのお子さんですので、
すごくお得ですよね」と言っていました。
僕は、嬉し恥ずかしさで、あそこが大きくなってしまいました。
押さえると分かってしまうので、そのままにしていたのですが、
ママは分かってしまったようで、あとから、
「あの時、大きくなっていたでしょ」
と、言われてしまいました。
でも、気づいたのは、ママだけだったみたいです。
とりあえず、夏物のスカートだけを買って、
秋物は、もう少し涼しくなってから買いに来ようということになりました。
その日は、家に帰ってからも、ずっとスカートをはいて過ごしました。
パパには、
「何だか、娘ができたみたいだな」
と言われました。パパに思いきり甘えて、
お口同士でそっとキスもしました。
お風呂にも一緒に入りました。
寝る時は、新しいパジャマでしたが、
何となく半ズボンのズボンが嫌だったのでママに言うと、
「いいのよ、上が長いから、半ズボンは脱いでも…」
と言ってくれました。
「パジャマもスカートだね」
と、僕が言いました。
涼しくて、すごくいい気持ちでした。
その日も、朝から暑い日でした。
ママが、昨日買ったばかりの水色のワンピースを
出してくれました。
僕は、裸になりました。
昨日まではそうでもなかったけど、この日は、
おちんちんがあるのが、すごく恥ずかしかったです。
おちんちんがついているのが、
何だかとても気になりました。
すぐに、女の子用のパンツをはきました。
次にスリップも着ました。
コンクールの時も着たので、分かっています。
そして、いよいよワンピースです。
ワンピースを頭にかぶった時、すごくドキドキしました。
ワンピースを着るのは、この日が初めてでした。
お膝が隠れるくらいの長さの、
後ろジッパー式のワンピースでした。
ジッパーが届かなかったので、
ママに上げてもらいました。
あと、腰のリボンを後ろできれいに結びました。
僕は、前からエプロンをする時に練習していたので、
後ろでちょうちょ結びをするのは得意でした。
お髪は、昨日はツインテールでしたが、
今日は、結ばずにおろすことにしました。
僕は、その時は、背中の真ん中まで
髪の毛が長かったんです。
そのあと、じゅうたんの上に座って、
白いハイソックスをはきました。
足を開いたので、パンツが丸見えになりました。
「せっかくのかわいいお洋服が台無しよ」
と、ママが笑っていました。
ユニフォームではスカートをはきましたが、
私服のスカートをはいて学校に行くのは、
この日が初めてでした。
着替えてから、朝ご飯を食べました。
昨日もそうでしたが、何だか心配で、
食べるのに少し時間がかかってしまいました。
もうすぐ、かおりちゃんとゆみちゃんが、
呼びに来てくれますが、すごくドキドキしていました。
朝ご飯が終わって、歯磨きをして、しばらくした頃に、
玄関のチャイムが鳴りました。
僕は、さっとソファーから立ち上がりました。
ゆみちゃんとかおりちゃんが来たのです。
「おはよう、かおりちゃん、ゆみちゃん」
「おはよう。わあ、かわいいワンピース…」
最初の言葉がその言葉だったので、
僕は、一気に不安が吹き飛んでしまいました。
かおりちゃんとゆみちゃんも、2人ともスカートでした。
僕は、今の学校に来てから、
2人のスカート姿を見るのは初めてでした。
2人とも、僕が絶対スカートをはくと思って、
わざわざスカートをはいてきてくれたみたいなんです。
「5年生になって、初めて私服のスカート穿いたよ」
「私も」と、2人とも言っていました。
「明日から、毎日スカート穿いて来ようね」
と、かおりちゃんが提案しました。
「うん、その方が、ゆうちゃんも安心だよね」
と、ゆみちゃんが言いました。
「ありがとう。すごく安心して学校に行けるよ」
と、僕は、2人にお礼を言いました。
そして、すごく安心しました。
僕のために、スカートをはいてくれる2人に、
すごく感謝しました。
玄関先で、パパとママが見送ってくれました。
僕は、3人で一緒に、学校へと向かいました。
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