「小坂クン‥驚いた?」
そう言って隣に座られると変に意識してしまった。
「あぁ‥驚いた‥」
「軽蔑する?」
「軽蔑って‥」
もう隣に座るのは俺の知っていた小島ではなく別人だった。
「ね‥彼女とかできた?」
「いないよ。」
「そうなんだ‥じゃ私と付き合って。なんて‥」
「お前‥」
「ウソウソ‥冗談。嫌だよね。」
「嫌っつうか‥でもお前‥きれいだよな‥びっくりした。」
「ありがと。」
コーヒーカップを持ち,飲む仕草もそのまま女だった。
「ねぇ覚えてる?」
高校の頃の話しをしていた。
「なんかその‥きっかけとかあったの?その‥」
「なんとなく。うちお姉ちゃんがいるじゃない。イタズラでしてみたらハマっちゃった。」
「そうか。」
「うん。そう。」
なんとなく居心地が悪くて帰りたかった。
露骨に帰るのも傷付けてしまいそうで‥
「いつまでこっちに?」
「明後日帰るつもりだよ。」
「私も行きたいな‥なんか‥」
「そう。」
「うん。知らない人ばかりの所に行きたい。小坂クンは別だよ。逃げないでこうして一緒にいてくれてるから。」
昨日,他の奴らが話していたのを思い出した。
「ねぇ小坂クン‥」
「ん?」
「結構良いかな?」
ポーズを取って俺を見る仕草にドキリとした。
「あぁ。言わなきゃわかんないよ。」
「本当に?嬉しい。」
腕にしがみついた時ミニスカートが捲れてストッキングを履いてる脚が膝上まで見えて慌てて目を逸らした。
「小坂クンって可愛い。」
「お前な~!」
「シてあげようか?」
「シてって‥お前‥」
「小坂クンは今,知らないお姉さんの部屋に二人きりでいるの。ね‥そう思って。」
いきなり唇を合わせてきた。
「お前‥」
「お姉さんにお前なんて言わないでしょ。ね。」
軽く‥
触れるか触れないか位のキスをしていた。
「小島‥」
「ユウって呼んでよ。」
「ユウ‥」
なんか俺‥とんでもない事をしている‥
「来て‥」
「あの‥」
「大丈夫だから‥」
小島に‥ユウに手を引かれて立つと隣の部屋へと移動した。
「座って。」
これから‥
恐い気持ちと期待感で複雑な思いだった。
「そんな緊張しないで。」
「あぁ。」
「小坂クン‥」
またキスをされて‥
ユウの舌が唇を舐めた。
俺も舌を出すとゆっくりと絡められた。
「ユウ‥」
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