残された俺は、取りあえずアイツと言われた高校生に会う為に家に上がる事にした
『お邪魔します』
大きな家に響く声
さっき簡単に教えてもらったアイツの部屋は、二階の左の突き当たり
俺は、その部屋のドアを恐る恐るノックした
『こんにちわ。家庭教師で派遣されて来ました。入ってもいいですか?』
そう言うとドアがゆっくり開いた
中から顔を出したのは、セミロングの茶髪の女の子
『あっ…れ?
間違いました。スイマセン。お兄さんのお部屋は、どれですか?』
と慌てて尋ねると
『お父さん……もう出掛けました?』
と少しハスキーな声で聞かれた
『スーツの人なら、会議があるって出掛けていきましたけど』
と答えると
手を掴まれて、部屋に入れられた
関係ない女の子の部屋に入った事が学校にバレたら、停学も有り得ると思い慌てて出ようとすると
『私が生徒ですよ』
とミニスカ、ニーハイの女の子が言った
『そんなはずは……紹介されたのは、○○君だから』と言うと
『その○○君です』
と言って、ベッドに座った
その事実を理解するのにかなりの時間を要した
○○君は、内面が女の子で、学校に行けずに家で独学で大検合格を目指して勉強中で、家庭教師を頼んだとの事だった
でも部屋の中も○○君自体も完全に女の子だった
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