部屋は二畳の広さで、右手にスチールロッカーが並び、正面にドレッサーが置かれています。
左手奥にアルミ製の折戸がありどうやらシャワー室の様です。
なぜか一組の布団が丸められ左の壁に押し付ける様に置かれていました。
早速ドレッサーの前に座りメイクします。
この頃には手慣れて20分程で完成。
ただアイメークとリップの仕上げは着替えてからです。
全裸になりブラパンを身につけ、古ストッキングを詰めてブラの形を整えます。
ガーターでストッキングを吊り、ブラウスを着てリボンタイを結びました。
メイクの仕上げをした後スカート穿き上着を羽織って、伊達眼鏡をかけ完了です。
鏡の前でクルクル回りながら確認します。
脱いだ物を片付けヒールを取り出しドアを開け、履きながらママに『荷物どうしましょうか』と、声をかけました。
『そこに置いといて良いわよ。』
『ハ~イ。』
返事をしてカウンター席に向かいました。
『あら素敵。ものすごく似合うわよ。本物の女の子みたい。』
『かなり年期はいってるでしょ。』
ママに褒められて嬉しいやら恥ずかしいやらで、まだお客の居ない店内で、身の上談議に花が咲きました。
10時になるとお客さんが来て、ママは接客に追われなかなか会話できません。
私の隣りにも30代後半と思われる男性が座り、色々と話かけてきました。
盛んにお酒を勧めては注文します。
後で分かったのですが、こういう場合は全部男性の支払いになるんですね。
私自身はおごって貰ってる意識が無かったので、みょうに馴れ馴れしい人だなと思っていました。
そのうち体に触ってきだしました。
いつの間にか彼の手が太腿に…、軽く手で払いますが、しつこく繰り返し『ねぇ、この後良いとこ行こうよ。』と、今度は誘ってきます。
出勤してきた晶子さんが見かねて声をかけてくれ、彼を相手してくれたので助かりました。
その間も色々なお客さんに声をかけてもらい、お世辞でも褒めてもらえて楽しく過ごしました。
休日とあって、前にあったひろみちゃんや話に聞いていた他の子にも会えました。
この日はお客さんが多く途中から、私も半分ホステス状態でした。
3時をまわった頃さすがに睡魔に見舞われお店を辞しましたが、結局支払いは無しでした。
『大丈夫、気にしないで良いから。貰う人からちゃんと貰ってるから。また来てね。』
ママに明るく言われ、大荷物を持ってOL姿のままタクシーで帰宅しました。
この後、月3~4回のペースでお店に通う様になりました。
そこで新な出会いと思いがけない体験をしたのです。
長々とノンエッチな文章ですみません。
次回からはご期待にそえるかと……(笑)
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