その人は居酒屋の近くに住んでいるようでした。常連さんとして歩いて居酒屋に来てる
のだから当然ですが。
彼に半ば引きづられるように彼の住むアパートに連れて行かれました。
確かにそのアパートは近くにありました。
かなり古く安っぽいアパートで、二階建て
8室ながら半分は空室だそうです。
強引に彼の居室(2階)に招じ入れられ、
「まあ、座っててくれ。缶ビールでも飲もう
や。」と言われ、冷蔵庫から取り出された
缶ビールを目の前に突き出されて受け取り
ました。
そして、正座してる僕の隣に腰を下ろして、
彼は僕の顔を覗き込みながら
「君、男が好きなんだろ?・・・あんな、女の
服を着て夜中に出歩いてるんだからな。
・・・以前からあの店で君を見かけて、そんな
感じだな、と思ってたんだ。君って女の
格好が良く似合ってるぜ。」
と言いながら、僕の細い肩を抱き寄せて、
急に強い力でキスをしました。
僕は「あっ」と思う間もなく、唇を奪われ、
舌を彼の舌に絡め取られてました。
彼は舌で僕の口内を犯しながら、僕の着て
いる白いTシャツの上から僕の胸を、乳首
あたりを撫で始めました。
僕は狼狽えて
「ああ、やめてください。僕はそんなこと・・。
そんなつもりじゃ・・・ありません・・。」
と弱々しく抵抗しましたが、彼は
「そんなつもり?じゃ、どんなつもりで来た
んだい?・・・君が夜中に女の格好して歩いて
るオカマだ、って言いふらされても良いの
かい?・・・な、黙っててやるからさ、俺たち
だけの秘密にしといてやるから・・・。」
と、半ば脅しながら僕の脇腹や腰のあたり
を撫で回し始めました。
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