そのラブホテルは、外観こそ裏寂れた感じ
でしたが、室内は普通でした。
室内に入ると、ママさん=哲男さんが
「ごめんねぇ、ラブホで・・・・。本当ならさ、
私のマンションに泊めようと思ってたのよ。
でも・・・あいつが居るからねぇ、あいつは、
明らかに玲ちゃんを狙ってるわ。私、あいつ
とは長い付き合いだから判るのよ。」
と言いました。
哲男さんが言う「あいつ」とはマスター・・・
つまり哲男さんのパートナーのことです。
それから、哲男さんはベッドに腰かけるように僕に言い、彼自身も僕の隣に腰を下ろし
ました。
僕はまだミニスカート姿なので、きちんと
膝を揃え両脚をくっ付けて流し、浅く腰かけ
ました。
哲男さんは
「玲ちゃんは若いのにお上品ね。絶対に股を
拡げたりしないのね。今夜ずっと見てたけど
・・お上品で色っぽかったわ。」
と言って、僕の肩を抱き寄せ、僕の顔を、目
を見つめてから・・・・僕の唇を奪いました。
最初はソッと、そして次第に強く・・・僕らは
キスを交わしてました。
僕は、哲男さん=ママさんとキスをすること
は想像してなかったけど、心では彼のことが
好きになってたし、尊敬する気持ちもありました。
けど、けど・・・・この後、どうなるんだろう?
と少し混乱してました。
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