開店しても、お客さんが来るまで、僕は
改めて冷蔵庫の中身のチェックやカウンター
の消毒をしてました。
ママさん=哲男さんの目を盗むように、
マスターが近寄って来て、さりげなく
僕のお尻に触れてきます。
ミニスカートの布地越しに、男性の手の
暖かみが感じられて、僕は思わずドキっと
してしまいます。
最近、僕自身の淫らな気持ちが強くなって
きてるんです。
(ああ・・もっと、強引に・・・)なんて思って
しまいます。
ほどなくして、最初のお客さんが来店しました。僕が「お試し」で初めて店に出た夜に、
来店した人でした。
「おお・・・今日はまた・・・本格的だねぇ・・・。
素晴らしいよ。ホントに可愛い・・・まるで、
女の子みたいだ。」
と、嬉しそうに言いました。
さらに続けて
「君の勤務日だと聞いてたから来たんだ。
君を忘れられなくてね。」
と言いました。
僕も微笑みながら
「あら、ありがとうございます。ご来店
いただいて僕も嬉しいです。」
と答えてました。
すると、哲男さんが笑いながら
「玲ちゃん、僕はないでしょ、僕は・・・。
まだまだ商売っ気がないわねぇ、新人は。」
と、たしなめました。
「その、あまり場慣れしてないところが
玲ちゃんの良いところだよ。ホントに
顔だけじゃなくハートも可愛いんだから。」
と、そのお客さんが言ってくれました。
こうして、その夜のお仕事が始まりました。
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