お店の奥のスタッフルームは、狭いけど
クローゼットがあり、いろんなお洋服が
吊り下げられてます。全て女性用です。
また、三面鏡やお化粧用品も置いてあります。
お客さんの中には、ここで女装して店内で
過ごすのを楽しむ人も居るそうです。
お洋服やお化粧用品は、そうしたお客さんの
持ち込みもあるそうです。
女装してタチの男性と接したいというお客さんも多いのでしょう。
でも、そうしたお客さんには、僕は目障りな
ライバル?なのかも知れません。
ですから、僕は、出しゃばらず控え目に
していこうと思いましたが、哲男さんは
「あら、いいのよ。そんなの遠慮しないで。
むしろ、みんな喜ぶわよ。タチだってウケだって、可愛い子が好きなんだもの。」
と言いました。
その話をしたのは、開店前の二人きりの時間帯でした。
哲男さんは、そう言いながら僕に近寄り・・・
僕の細い体をハグしながら僕の唇にキスを
しました。
さらに・・・哲男さんの手が僕の股間を
ソーっと撫でました。
「あんっ・・・」と僕は思わず声が出てしまいました。哲男さんは、そんな僕を見て
「ふふ・・・感じやすい子ね、可愛い玲ちゃん
・・・こんなだけど、あたしだって玲ちゃんが
欲しいって思うこともあるのよ。ゲイの
感性って、タチとかウケとか単純に割り
切れるものではないから・・・。」
と、言いました。
哲男さんに強く迫られたら・・・・僕は拒絶
出来ないと思いながら
「あの・・僕、哲男さんが好き・・・・。」
と呟いてました。
哲男さんは、ニコッと微笑んで
「あら、ありがと・・・嬉しい。でも、お店じゃ
ママさんって呼んでね。」
と言いました。
元々、僕は女装が好きです。
これからはお店で少し本格的に女装すること
になりました。
男性のお客さんたちの前で、ミニスカート姿
の僕を見てもらえることに、心が妖しく
ざわめきました。
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