そんな淫らで哀れな「オカマ坊や」でも、愛する父やお爺さんを想って決心しました。
あのケダモノのような男との決別です。
彼からの呼び出しに一切応じませんでした。
彼は、僕のスマホにショートメールを送ってきたりもしましたが、僕からの返信は
「もう嫌です。ご近所に何かを言いふらされても構いません。さよなら。」
でした。
それから暫くは彼からの連絡はありませんでしたが、僕が古書店で留守番をしてる時に
彼が古書店にやって来ました。
彼は
「おい、何だか強気だな・・まあ、そんなに怒るなよ。ついこの間まで、俺のチンポに犯られてヨガリ泣いてたくせに・・・。」
と、何だか恨めしそうに言いました。
僕は
「もう嫌なんです。帰ってください。出て行って・・・もう2度と来ないで。」
と答えました。
彼は・・・一瞬、悲しそうに微笑んでーー・
「俺・・お前のことが可愛いんだよ・・・分かってくれよ・・。」
と、ケダモノらしくもなく弱気な感じでした。
それが彼との別れでした。
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