その古書店は表は店舗ですが、裏は住居・・・
つまり店舗併用住宅です。
主人のお爺さんは何故かここに一人暮らし
です。
僕としては、このお爺さんには僕の本性を
見抜かれてるので、かえって気が楽です。
女っぽい自分を隠さず自然体で接することも出来ます。
それで、バイトが休みの日でも時々お店に
行ってご主人と会話したりもします。
ご主人も店番や在庫本の整理など仕事がありますが、僕に優しく接してくれます。
今の季節ですから、薄いシャツにショートパンツ姿で、白い素肌を露出した服装でも変ではありません。
下着は女性用のショーツですが。
僕も積極的に色仕掛け?をするわけではありませんが、お爺さんの僕を見る目つきが卑猥な感じがして・・・・何だか視線に犯されてる
感じがして快感です。
先日の昼下がりの時間帯に行くと、やはり
ヒマそうで二人で会話出来ました。
店の奥にレンタルビデオのコーナーが小さくありますが、ご主人が
「順くん、ちょっと奥に来てごらん。」
と、僕を呼び寄せました。
そして、僕と並んでビデオ棚の前に立ち、
「こういうの、君、興味あるだろ?」
と言います。
それは、男の娘のビデオでした。
僕は、「え?」と言いながら、そのビデオの
タイトルに見入ってました。
その時、お爺さんの手が僕の肩にそっと
置かれました。
お爺さんの手の温かみが感じられ、僕は
「ああんっ・・・」
と、甘えた吐息をついてました。
それから、お爺さんの手は僕の肩から背中に降りて、さらにはお尻を撫で回し始めました。
「ああん・・いやん・・・=」
と、僕は女っぽく媚びた声をあげてました。
お爺さんは
「ふふふ、可愛いね、順くんは・・・。それに
感じやすいだね・・・。君のカレシが羨ましい。
居るんだろ、イイ男が。君は色っぽいから、
すぐ判るよ。」
と、僕の耳元に囁きました。
まさか僕の相手が実の父だとは言えません。
「い、いえ・・・そんな・・・僕には、そんな人は居ません・・・。」
と、俯いて小さな声で答えました。
「それなら・・・ワシみたいな爺さんでも立候補しようかな?」
と、僕の目を見つめながら真面目な顔で言いました。
僕は、恥ずかしげに下を向いたまま
「僕・・・僕で良かったら・・・お好きなように・・・
して・・ください。」
と、僕はお色気たっぷりに彼の目を上目づかいで見つめ返してました。
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