チカが「又ね」って帰ったのは夕方の5時くらいだった。
早速、卓也が襲い掛かって来たけど拒否した。
「チカが言ってたでしょ。家庭内でもハラスメント、認定されるんだよ」
途端、シュンってなる卓也。分かりいい。外面ばかり気にしてる。
結局私に相手にされず、夕飯無言で食べてた。
そんなことがあってから暫くして静香からメール来た。
「今暇?TEL出来る?」
直ぐにTELした。
「どうしたの?」尋ねる私に
「別に、優奈の声聞きたかったんだよ」
嘘に決まってる。何かあるんだ。
「時間あるなら逢って話さない?」
私の提案に、すぐ乗って来た。
「今から行っていい?」
拒む理由なかった。
30分くらいして静香やってきた。手に駅前で噂のケーキ持って。
紅茶入れてケーキ食べながら話した。
「静香、何か言いたい事あるんじゃない?」
「分かっちゃった?」微笑みながら静香、いたずらっ子の顔してる。
「主人が、私がほかの人に抱かれてるとこ見たいって言いだしたの」
微笑み浮かべながら言う静香に尋ねた。
「静香、それでいいの?」
妖しい眼で私の事チラって見て、
「だって優奈の話聞いてたでしょ。だから、面白いかなって。」
言葉出なかった。そんな私に追い打ちかける様に聞いてきた。
「優奈、凄い幸せそうな顔してる。何かあったんでしょ」
鋭い。ポツリポツリと話始めた。チカとの事、卓也の事。
静香、目丸くして驚いてた。
「凄いじゃない。それで卓也さんとは全然?」
「うん、でも可哀そうだから、手でしてあげてる」
「女王様で?」
よく意味わかんなかった。
私のキョトンとした顔みて静香が続ける。
「主導権握ってるんでしょ?」
そうなんだけど意味よく分かんない。
「足、舐めさせたり股間顔に押し付けたりしないの?」
やっと意味わかった。でも正直どうしていいのかよくわかんない。
「静香、中学、高校ってレズの噂立ってたじゃない。わたしの校舎の裏でキスしてるの見たし」
「うん。で?」
「そんな時ってやっぱり主導権握って、今言った様な事したの?」
聞きたかった事口にしてみた。
「相手次第だよ。先輩とか先生には上から目線で奉仕させたし、後輩には、 まあ色々だね」
あっけらかんと言う静香にビックリした。
「先生?先生とも?」
眼丸くしていう私に当然の様に首縦に振る。
「聞きたい?先生どうやって堕としたか。」
いつの間にか私の隣に座って肩抱いて来る。鼓動が早くなる。
静香の唇が私の耳元に寄せられる。
「今度ね」ってはぐらかされた。
でも指は私の太腿捉えてた。
「チカちゃんって薄目に逢いたいな?まだ中学生なのにレズクラブに勤めてるんでしょ」
又さっきの妖しい眼でわたしの眼見ながら言われた時、股間ズキンってしちゃった。
ゴメン又。
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