金の曜日の夜、ベッドに四肢投げ出してた。何も考えられない。考えたくない。
でも、身体の疼きとまんない。明日さつきの家に行くってのに・・・。
ふと思った。チカどうなるんだろう?猛獣の折の中、帆織り出されるウサギみたい。
そんな時スズさんからライン来た。なんてことない文面だったけど、こっち見透かしてるみたいだった。
「はい、悩んでます」送ったのがいけなかった。
「何?どおしたの?」から始まって質問オンパレード。
思わず返信した。
「大好きでたまらない娘が、毒牙に刺されそうなんです」
それからずっと説明した。諄い様に何度も何度も。
スズさんずっと聞いててくれた。何も言わずに。そして口開いた。
「その娘と一緒に飼わればいいのよ」って。冷たいけど真実。
スズさんとのライン切った後しばらくボーっとしてた。
静寂壊すようにチカからのライン。
「今日だね、期待してる」
あまりに今尾の私の真情とかけ離れてる。
「ゴメン、今とっても忙しいの」
嘘ついた。
ゴメン又
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