「やっぱママにはかなわないな。」
さつきが言う声どこか遠くで聞いてた。
気怠い身体起こそうとすると、上から押し付けられた。
「あら、どうしちゃったのかな。まだまだこれからなのに」
お母さまの声妙に弾んでる。
「ママ、今日最後までするの?」慌てた声でさつきがいう。
「いけなかった?」
「いいけど、知らないよ。壊れちゃっても。美容室の娘、壊しちゃったでしょ」
怖い会話が薄れた意識の中で鮮明に響く。
「そうね、じゃあ後はさつきにまかせらね。でも、ここは私が寝るから、よそでやってね。」
追い出される様に部屋を出た。手引かれてさつきの部屋に連れていかれた。
「チカの変態からこうなっちゃったね。」優しくキスされベッドに放り出された。
これに着替えて。渡されたのは制服。どこまで好きなんだろうって思った。
思ったけど素直にきがえた。
「ママ、美容室やってるの。7時から営業してるからOLさんが来やすいんだって。
一度マスコミに取り上げられてから、ちょっと人気なんだって。
いまではSNSでもバズってるみたい。」
始めて聞く話だった。
「パパと離婚して、私を育ててくれて感謝してるけど、ママ基本的にレズなの。」
顔色一つ変えず他人事のように言うさつきが他の星の生物に感じられた。
「さて、春香、ママのものになるって言ったんだから私はどうしようかな?」
意地悪く耳元で囁く。責められて身体昂ったまま。どうにでもなれ。
「好きにして下さい」
言ってしまった。何も考えずに素直に言った。
途端、頭撫でられた。「やっとわかって来たじゃないの」
とても中学生から言われる言葉じゃない。でも嬉しがってる自分がいた。
そっと唇近づいた時、自分から唇寄せ舌絡ませてた。
「そうよ、素直になって」
さつきの言葉が呪文のように頭の中リフレインする。
それだけで逝きそうになる。さつき分かったのか
「そうよ、それでいいの私の、そしてママのものになるんだから!」
その声聞いて全身痙攣した。止まらない。腰が跳ねる。胸が揺れる。
キスだけで凄まじい快楽堕ちした。そして記憶が飛んだ。
どれほどの時間かかったんだろう。さつきのキスで目覚ました。
「凄かったね」
さつきが微笑みながら言う。
「馬鹿っ」
照れたようにはにかむ。
とても大人の女性が中学生に言うセリフじゃない。
でも、満足してる。このシチュエーションに。
さつきのキスが激しさ増してきた。思わず両手でさつきの頭抱きしめる。
「チカはいいの?」
悪魔の言葉が出た。
ゴメン、又。
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