ゆうこさん、レス有難う。
その日が来た。朝からチカのライン入りっぱなし。
「いい、絶対春香はチカのものって言うんだよ。」
その繰り返し。よっぽどさつきに嫌悪感抱いているんだろう。
何だかほほえましく読んでたら、巧くんからライン入った。
楽しみにしてます」 それだけだった。
チカと近所の喫茶店で待ち合わせした。
手、振りながら入って来るチカ、やっぱり可愛い。
「ちゃんと見せるんだよ」昨日言われた。綺麗に剃ってって。
言われた通りシェーバー当てて綺麗にした。
コクんって頷いて、(剃って来た)って小さく呟いた。
「可愛い!」ギュって手握って来た。
「そろそろ行こうか」言ったのはチカ。
「はい」って従う私、何か解体場に連れていかれてく牛のような心境。
さつきのマンションの前で息思い切り吸った。
「チカ、行こう」自分を鼓舞するように言ってみた。
チカコクんって頷くと、まるで戦場に赴く兵士のように歩進めた。
チャイム鳴らすとすぐにドアロック外す音した。
「いらっしゃい、どうぞ」部屋に入ると、後ろ姿の女性がいる。
分かってる。巧くんだ。でも、チカは知らない。
どうなるんだろう。チカの方を見たけど、チカ、巧って分かんないから自然体。
最初に口開いたのはさつきさん。
「今日はママいないから明日まで何してもいいのよ」って。
巧くんが振り向いた。私が見ても男性とは思えない。綺麗。
チカ、じっと見てる。やがて眼丸くして「巧なの?」
口、両手で覆って言った。
コクんって頷くだけで何も言わない巧君に
「やだ、信じられない!」って。
ゴメン 又明日。
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