そのまままったりとした時間過ごしてた。いきなりラインの着信音。
それも二人同時に。画面見るとさつきからだった。お互い顔、見合す。
画面見合す。文面は同じ。(今度の土曜泊りに来ない?)
その後だけが違ってた。チカには(春香と巧にも送ったよ)
私には(チカと巧にも送ったよ)だった。
二人して顔見合せた。何度目だろう。気が付くとチカの唇、私の唇に重なってた。
「もう帰らなくっちゃ」ちかが呟く様に言ったのは、もう9時近くだった。
その時の私は四肢をぐたって広げてまるで仰向けにされたカエルだったと思う。
「お休み」首だけ傾けて言う私は魂持ってかれた抜け殻だった。
どれほどの時間経ったのだろう。ノロノロと起き上がるとシャワー浴びた。
身体に掛かる飛沫が気持ちいい。てか快感増幅してくる。
股間に指這わすと、グッショリ濡れてる。携帯の着信音で我に返る。
巧君からだった。「春香姉さん、土曜日逢えるんですね」って。
さつきのライン見たんだ。でもちょっと期待してる私がいた。
鬱陶しいって思ってたけど、この状態なら逢ってもいいかな?って。
逢ったらどうなるんだろう。女装の巧君、チカ、さつきさん。
私はどの立ち位置?
考えながら股間に指這わせて眠りについていた。
ゴメン又明日。
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