チカとの事があってから、さつきから連絡来る事は無かった。
寂しいと思う反面、どうにでもなれって開き直り?みたいな気持ち確かにあった。
金曜日、帰りの電車待つ間、後ろから肩ポンって叩かれた。
慌てて振り返ると満面の笑み浮かべたチカがいた。
「おねえさん久しぶり」って手繋いでくる。
「久しぶりね」って私も微笑み返す。そのまま電車の中に後ろから押される様に。
いつの間にか抱き合う形になった。
チカの太腿が当たり前のように私の股間に摺りこんでくる。
いつかの、さつきがしてきた行為と同じ。快感も同じ。
「明日、お姉さんの部屋行っていい?」
耳元で囁くように言うチカに「いいよ、」って答えてた。
そのまま股間擦り付けられながら、降りる駅に着いた。
手、引かれながら公園に近づいた。なぜかドキドキしてる。
「ここでお姉さまに・・・。」って呟く様にチカが言う。
何て答えていいか分かんないまま二人の足が止まる。
「ねえ、キスして」小さい声で言うと私の手、強く引いてトイレの中に引き込まれた。
個室に入ると、いきなり唇を合わせて来た。拒めない私。
チカの柔らかい舌に自分から舌絡ませ、快楽を享受しようとしている。
舌が抜かれ、唇が離されると私の眼じっと見ているチカがいた。
「じゃあ、土曜日ね」
それだけ言うとアッっという間にトイレから出て行った。
一人取り残された私。頭こんがらかった。
何だったんだろう?とぼとぼ部屋まで帰った。
シャワー浴びて、ビール飲んでたら携帯の着信音。
さつきからだと思ったらチカからだった。
「土曜日、楽しみにしてる。泊っていい?お母さんにも了解取ったし」
何て答えればいいんだろう。
「そう、チカがいいならいいよ」それしか言えなかった。
電話切った後、間髪置かずラインが届く。
(春香、チカのバージン奪っちゃいなよ。)
さつきからだった。何処で監視してるのか、全部お見通しヨって感じ。
寝る時妄想したのはチカ。
チカ動き取れないようにして・・・。って。
え?私そんなだった?自問自答しながら指動かしてどっちか分かんない絶頂迎えてた。
眠い、又明日
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