無名さん ごめんなさい。思ってる人と違うみたい。
指定された朝、家出る時、何か興奮してる自分に気づいた。
(私って、どうかしてる?)
自問自答しながら就業時間前には帰り支度してた。
駅に着くとさつきが例によって「お姉さん~!」って駆け寄って来る。
周囲を見渡したけど、彼女いない。
暫くして、何かモジモジしながら彼女が姿見せた。
電車に押し込むように乗ると彼女と正面向くような体制になった。
さつきが私の眼見ながらこくんと頷く。合図のように始まった。
今日はいきなりスカートの中に手差し伸べる。
太腿からゆっくり指這わす。
股間に届いたときビックリした。
着けてない。
そう、ショーツ着けてない。
指、いきなり湿った場所を捉えた。左右に開くと滴り落ちるくらい濡れてる。
顔俯いて、肩で息してる。この前さつきにイカされた時と同じ。
何か流れに従ってるみたいで、腹立った。
彼女の顎指で上げさせると、紅潮した目で私を見てる。
(誘ってる)思ったけど逆らえない。彼女の顔が近づいてくる。
唇が少し開く。
(駄目だ、このままじゃ流されちゃう)
彼女の股間に差し入れた手のひらで刺激与える。
彼女の顔が下に向き、やがて私の肩に顔埋めて来る。
上手。私が男だったら、押し倒していきなり挿入してるだろう。
私の肩に顔埋めながら、彼女の右手、おずおずと私の腰引き寄せてくる。
息荒くしながら、ゆっくりと指動かしてくる。
何か食中花に捕まった蝶みたい。逃れなくなる。
電車のアナウンスが降りる駅を告げた。
「降りるよ」いままで存在すら忘れてたさつきの声にやっと我に返った。
彼女の腰抱いて電車降りたら、さつきが
「家、来る?」ってかのじょに言ったの。
彼女、コクんって首縦に振るだけ。私の腰に回した手、ギュって力入った。
ゴメン。 続き又。
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