手、握ったまま、右手で顎持って上向かされた。
「ふーん、そうなんだ。欲情してるの?」
私の眼、真正面から見て呟くように言った。
わざとオドオドする素振り見せながら、次はどうするのかな?って考えてた。
「今日は泊まれるの?」
あまり抑揚のない声で言う麗子さんに、
「はい・・。」って乙女貫いた。
「シャワー浴びていらっしゃい。」
シャワー浴びながら考えてた。この後の展開。
いきなり襲われるのか、じわじわ責められるのか?
考えても無駄だって思った。シャワー浴びながら股間に手伸ばすと、少し濡れてるのがわかった。
脱衣場には白いタオル地のガウンが置いてある。
コクんと頷くと何も着けない素肌にガウン着た。
「お先に頂きました・」って言うと、
「私もシャワー浴びて来るから、ゆっくりしててね」ってお風呂場に消えて行った。
飲みかけのワイン飲みながら待ってると、何だか身体が火照ってくる。
おかしいな?って思ってると麗子さんが髪拭きながら出てきた。
「お待たせ。」って、私の脇に手入れると、立ち上がらせた。
そのまま、隣室のベッドルームまま連れていかれると、いきなりベッドに投げ捨てられた。
「自分でして。」
「?」
「オナニーしてみせて。」
麗子さんはベッド横の椅子に座ると、静かに言った。
こんな展開、予想してなかったから少し焦った。それに身体が火照って来てる。
「さあ。」
麗子さんの言葉が催眠術のように耳に入ってくる。
ガウンの襟元緩め、手差し伸べる。
ビックリした。乳首痛いほど自己主張してる。
思わずギュって掴む。指で乳首はじくと身体がピクってなる。
「いつもそうやってしてるの?」
麗子さんの声が遠くに聞こえる。いいえ、近くなんだけど、私の耳が遠くなってる。
「胸だけでいいの?」
又、麗子さんの声に誘われて指、股間に延びる。
おかしい。いつもの私じゃない。身体が異常に火照る。
「だいぶいい状態になってきたみたいね。よく効くわね。」
やっとわかった。ワインの中に何か入れられたんだ。
での、もう遅い。ゆびは快楽の出口求めて鞘を剥いた真珠に自分から出たジュースをこれでもかってこすりつけてる。
逝きそう。その時遠くから麗子さんの声が降り注いできた。
「誰で逝くの?何て言うの?」
半分本気で半分演技で、
「奥様、奥様、ああ 逝く 逝っちゃう 逝く 麗子さん!」
逝って放心状態のまま横目で見ると、麗子さん満足そうな顔してた。
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