12番さん。過去の話です。チャチャ入れるなら、ちゃんと読んんでからしてね。
って事で、
麗子さん堕とすのに色々考えた。
隙が無い。完璧。こりゃどうしようもない。
そんな時、友人のチカが言った一言がひらめきになった。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
そうだ!って。
兎に角、麗子さんの懐に入らなきゃって。
でも、どうやって?
バカはバカなりに考えた。麗子さんは、どんなんが好みなんだろう。
結局、乙女になる事にした。
麗子さん、タチって思ったから、気にいられるように意識した。
メールも、意識して乙女チックなものにしてみた。
3か月くらいしてから麗子さんの態度が変わってきた。
「ゆきこ、寂しいの?でも、駄目よ。私はあなたとは交われないんだから。」
そんなメールが増えてきた。
内心にやにやしながらメール続けた。
そのうち、「今度、お酒飲みに行こうか?」って来た。
やった、って。やっとチャンスきた。
兎に角、麗子さんと接触持てる。持ったら・・・。
麗子さんに誘われた店、とってもお洒落なそれでいて、落ち着いた店。
お料理も美味しいし、雰囲気もいい。
いつもこんな所でお食事してたらセレブって言われるのかな、って思った。
食事の途中で仕掛けた。
「麗子さんと、こんな素敵なお店で食事してたら、何か変になる。」
オブラートに包んだつもりなんだけど、
「何?誘ってるの?」素っ気ない。
(駄目だ、何とかしなくっちゃ。)
「そんなつもりじゃないんです。ただ奥様が・・・。」
あえて、麗子って言わずにいた。
「そう、って麗子さん、私の手握って、、出ましょうかって。
どっちにころばるんだろう。
着いたところは麗子さんのマンション。そう、部長の家。
部長、昨日から海外出張。
麗子さん、ソファーに私座らせると
「何がいい?」
分からずにいると、
「お酒何がいい?」って。
「何でもいいです。」って言ったけど、すぐに白の発砲ワインが出てきた
しばらくの沈黙の後、麗子さんが口開いた。
「ゆきこは、女性が好きなのかな?」
何も答えず、コクんって頷くだけ。
「そう、そして私をそんな眼で見てたの?」
何にも言えないふりしてた。
そしたら、テーブルの下で手、握られた。
下向いて、恥ずかしそうな顔しながら(やった、って・)
また、今度
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