事前カウンセリングでクリニックを訪れたご夫婦から一通りの聞き取りを行ったカウンセラーの女性(晶子さん)は、奥様の美貌をしげしげと見てからうなずくと、大まかに治療の方針を説明したそうです。
まずは何より奥様の受けてきた心の傷を性的に癒やすのが最優先であること。
そのために当面は奥様だけに治療に通ってもらうことになるが、ご主人は奥様が治療に専念できるよう奥様をサポートすること。
今後は夫婦の性的な主導権は奥様が握るべきであること、等々。
そうして同じような夫婦が何組もいるということで、次回から集団カウンセリングに移行することが決まり、帰り際に晶子さんは和恵さんに「絶対に幸せになれますから、頑張りましょうね」と優しくハグして髪にキスすると、治療の予習として自分ひとりで見ておくようにと、そっと耳打ちして数枚のDVDを奥様に手渡したのでした。
帰りの車中、和恵さんは「あの先生なら信頼できそうね」と顔を輝かせていましたが、ご主人は何となく自分だけ阻害されてるような予感だったそうです。
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