ご主人は不安と勃起でたまらなくなりました。そこでまずクリニックのウェブサイトにアクセスし、【夫たちからの歓びの声】というコーナーがあったのでクリックしてみたものの、そこにあったのは----
・お陰様で最高に夫婦円満になれました!
・最初は戸惑いもありましたが、妻もどんどん美しくなり、今では心から妻のことを愛せるようになりました。
・私たち夫婦を理想の夫婦関係に導いてくださった晶子先生には感謝しかありません。
・全ての既婚男性にこのプログラムをお薦めします!
-----というようなベタ褒めの言葉ばかりで、ご主人にはまるで実感がわきません。
何しろ女医の説明では、治療の第2段階になるまで男性(夫)は参加できないのです。それまでのあいだ、奥様たちだけの性治療がこれから1ヶ月以上も続き、そのうえ奥様たちが今どのような性生活を送っているのか、夫には全く明かせられないというのですから。
わかっているのは、奥様たちの治療プログラムが1回4時間。そこにまとまった数のレズビアン女性たちが性的ボランティアとして参加し、奥様たちの満たされぬ性欲をサポートしてるということだけなのです。
思えば先ほど電話に出た奥様----和恵さんの声はあきらかに昂ぶってるトーンでしたし、背後から絶え間なく聞こえてきたのは、「んふっ、んふうっ…」という女性たちの甘ったるい鼻息や「チュッ、チュッ~~ッ」というキスの口音?でしたから、ご主人もたまりません。旦那さまはお仕事中にも関わらず、ご自分の奥様が優子さんや他の奥様たちと恋人同士みたいな愛情キスを交わし合ってる官能的な光景を妄想してしまい、何度もトイレに駆け込んだそうです。
ここまで伝聞の話ばかりでしたので、良ければ私たち夫婦が現在の幸せな夫婦関係を構築できるまでの体験を少し書いてみたいと思います。
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