その夜も夢で私は、身近な美女たちから女の性の歓びを教わっていました。
「お帰りなさい、亜矢子さん」
パート帰りの私を玄関で熱く抱きしめ、長いキスで出迎えてくれたのは義母でした。
書き忘れましたが義母は敏江さんと言います。敏江さんがご主人と別れたのは、こちらの世界で友人に誘われて乱交レズビアンを経験して以来、女性にとってレズビアンだけが真実の愛だとやっと理解できたからだそうです。もちろん義母とはいえ敏江さんは私の大切な恋人のひとりです。
「さあ、みんな貴女の帰りを待ち侘びてたのよ、早く行ってあげなさい」
リビングではご近所の奥様たちが女蛇のように美しく絡まり合い、淫らな性具まで使ってお互いを求め合っていました。
(その中には私の恋人、佳枝さんがいて他の奥様と恋人みたいにキスしてるので私は嫉妬していました。)
またよく見れば娘の梨絵までちゃっかりレズビアンの輪に参加しており「ああん、おば様…梨絵はまたイッちゃうっ…」とまだ小学生のくせに幼いクリトリスをくすぐられて舌足らずなよがり泣きを噴きこぼしているのでした。
女同士の性臭でムンムンするそんな空間に足を踏み入れた人妻の私が、たちまちレズビアンたちの性的な生け贄にされたのは言うまでもありません。
「うむむっ!」
もはや裸に剥かれた私の口を情熱キスで塞いでるのはいったい誰なのか、私の花びら一枚いちまいを女の舌でめくってるのが誰なのかすらわかりませんでした。さっきから私の勃起したクリトリスをチロチロとつつく舌が、他のレズビアンたちに比べてやたらぎこちなくて私をじれったがらせているのは、もしかして娘の梨絵だからなのかもしれません。
そんな禁断アクメのくるめきのなか、ふと私は時計の針が夫の帰宅時間が近いのを示してるのを見て混乱しました。
でも大丈夫!夫には私たちのレズビアンは見えないんだったわ。
そう私は自分に言い聞かせ、娘かも知れぬ相手と夢中でキスしながら貝合わせして、また女同士だけが味わえる性の歓びに没頭していたのです。
「亜矢子さん、こうなったらもう一生をレズビアンの愛だけに捧げると誓いなさい」
「お願いっ、ママも早くレズビアンになって!私たち凄く幸せなのよ?」
そんな言葉まで聞こえてきてクラクラした主婦の私は、ついに踏み絵を踏み、レズビアンの宣誓書にサインしてしまったのです。
するとそのときでした。案の定、ガチャリと戸の音がして夫が帰ってきたのです。
しかしこのときの性夢は今までのものとは違っていたのです。
「お、おい、亜矢子…お前、俺の母さんと何してるんだ?!」
どうやら、私が永遠のレズビアンを誓ったことにより、愛の魔法は私を幸せにしてくれただけでなく、夫にも私たちの美しいレズビアンを可視化させてしまったようでした。
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