会場に案内されるとすでに参加者たちは集まっており、飲み物片手にあちこちで談笑したり、窓越しにプールの水着美女たちを眺めていました。年齢は大体20~30代で、結婚指輪をしてるエレガントな女性も少なくなくありませんでした。驚いたことに、どう見てもまだ小学5~6年生くらいの女の子たちもおり、その子たちに熱心にアプローチしてる大人のレズビアン女性もいるのがすごくエッチでした。
ともあれ美女限定に偽りはなく、みんな女優かモデルみたいな女性ばかりで、自分がこの場にいるのが恥ずかしいくらいのレベルなんです。私たちはここへ来てからというもの、そんな美女たちから品定めするみたいな性的な視線を感じていて落ち着かないでいると、佐和子さんから「あなたたち、すごく人気があるみたいよ。だって2人ともこんなに美しいんですもの」と言われて、私はますますドキマギしてしまうのでした。
その上こんな美しい女性たちがこれからレズビアンするんでしょ?と、智子も想像しただけでゾクゾクしてるみたいです。
「あそこの席が空いてるわ、一緒に座りましょう」佐和子さんにエスコートされ、ゆったりとしたソファーに腰掛けると改めて会場を見回してみました。
このときはじめて気付いたことがあります。参加女性たちはみな、赤か黒のハイヒールを履いていることでした。
「佐和子さん、あのパンプスの色の違いは何を表してるんですか?」
「うふふ、よく気付いたわね」と佐和子さんは、初心者の私たちに仕組みを解説してくれました。ここに集まるレズビアン女性には男役と女役がいて、男役が黒のハイヒール、女役が赤のハイヒールでひと目で見分けられるようになっているのだそうです。
なるほど、黒組の素敵な女性のまわりに赤組の女性が集まっていたり、黒組の女性が赤組の女性の髪を触ったりボディタッチしてうっとりさせてる場面があちこちで見られました。
私たちは改めて誰が赤組で黒組なのか、興味深く女性たちの足もとを眺め回していると、ふと智子が、佐和子さんが黒を履いてるのに気付き、(ねえねえ、香奈子!)と顔を真っ赤にさせていました。
すると佐和子さんが「どう、あなたたちも赤を履いてみる?」と意味深なほほ笑みを浮かべ「特に智子さんなんか赤がすごく似合いそうだわ」と言うと、智子はますます耳元まで真っ赤になるのでした。
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