ゴールデンウィーク6日目の夜は学生寮に泊まりに行くことになりました。
弥生さんは、早苗さんに連絡して了解をとったそうです。
「早苗が喜んでいたよ。光香とは色々、話がしたかったって言ってたから、徹夜になるかな?」
私は訪問する事を、喜んで貰って安心しました。「泊まる部屋はどこになるんですか?」泊まる部屋がどこになるのかも早く知りたかったので聞いて見ました。
「学生の部屋じゃないよ。個人の物があるから当然でしょ?」
「じゃあ、どこで泊まるんですか?」寮の部屋に泊まりたかったのは、寮生活を少しでも経験したかったからですが、満室状態じゃ無理な話でした。
「早苗の部屋に泊まるよ。この前に行った寮母の部屋ね」
「あの掘り炬燵のある居間のような部屋ですよね?」そう聞くと「あの部屋の奥にちゃんとした寝室があるから大丈夫だよ」そう言われて雑魚寝じゃなく眠れるので安心できました。
寮に向かったのは、お風呂に入って、夕ご飯を軽く食べて、テレビを見ながら時間を潰してから出かけたので寮に着いたのは夜の10時になる頃でした。
「光香ちゃん、いらっしゃい。あがって、あがって」急かされるように管理人室に迎え入れられました。
「一応、10時が門限だからね」そう早苗さんが説明してくれました。
「でも、守ったり守らなかったりする生徒さんもいるのよ。困っちゃうわ」と寮の実情を話してくれました。
掘り炬燵に火は入っていないものの、炬燵の上にはお菓子やら、カナッペやら、カニカマのような珍味が置いてあり、お酒のボトルが炬燵の脇に有りました。
「光香ちゃんは、まだ未成年だから、ジュースで我慢してね」早苗さんは私用のマンゴージュースやオレンジジュースのある冷蔵庫を見せてくれました。
弥生さんのお酒を早苗さんが手際よく作ると、早苗さんが自分で飲むお酒を氷の入ったグラスに注ぐ頃、私は冷蔵庫からセルフでオレンジジュースを大きめのコップに着いて炬燵に戻りました。
「乾杯!」「乾杯!」「乾杯!」乾杯の音頭で酒盛りが始まりました。
弥生さんは、ハイボールを少しづつ嗜むように飲み、早苗さんはウィスキーをロックで飲んでいました。
弥生さん曰く、早苗さんは相当、酒豪で飲み比べをしても絶対に勝てないって、悔しそうに言ってました。
早苗さん曰く、弥生さんは、学生の頃は結構、お酒が強かったらしいのですが、最近は全然、弱くなっちゃったって、つまらなそうに言っていました。
「あたしは、あんた(早苗さん)に飲み比べで10回負けてから、飲む気が失せたんだよ」そう当て付けがましく返答していました。
私は、この2人は元恋人同士なのを聞いていましたが、恋人じゃなくても仲の良い友達なんだなって思いました。
私も早苗さんに色々話を聞かれましたが、高校の話や、妹がいるのかとか、兄弟はとか、趣味は、食べ物の好み、好きな服装などたわいの無い話をしていました。
宴もたけなわでしたが、23時を回り日が変わる頃には普通の話も尽きるとエッチな話に自然となって行きました。
弥生さんは飲み過ぎないようにお酒を飲んでいたので、それほど酔っていないようでしたが、早苗さんはロックを何杯も作って飲んでた割には全然、酔っていないように見えました。
いきなり、私の見ている前で、早苗さんが弥生さんの頭を掴んでキスしました。
いきなりのことで、あの弥生さんがキスされたまま、わたわたしていると長いキスの後、口を話すと弥生さんの口の中から、早苗さんの長い舌が出て来ました。
早苗さんの舌と弥生さんの唇の間には唾液が糸を引いていて、私が嫉妬しているのが自分でも分かりました。
「ゴメンねぇ。今の弥生の彼女は光香ちゃんだもんね。盗ったりしないから大丈夫」と、呆気にとられ嫉妬している私の唇も早苗さんに奪われました。
軽いキスでしたが、お酒に酔っている人の動きじゃないほど素早く、また甘い香りがしました。
ゲホゲホと咳払いしてから早苗さんにいきなりキスされた弥生さんが喉の調子を治してからこう言って来ました。
「いきなりウィスキー口移しで飲ませやがって、そんなに飲めないんだって、もう。キスまでしてるし」
そう言う弥生さんは嫉妬していないようでした。
弥生さんの様子を見て、予定調和なんだと思いました。
私が予感していたのは、早苗さんに犯されること。弥生さんの見ている前で別の女の人の味を知ってしまうこと。そして、そのSEXに狂うように悶え続ける私。
私って、変態なんだって思いました。
早苗さんが悪戯っぽい笑みを浮かべて、私の後ろに回ると前で弥生さんが少し戸惑ったような顔で私を見ていました。
私が何をされるのかが分かっているようでした。
「助けて…」私はか細い声で弥生さんに助けを求めましたが、体は何一つ動けませんでした。
もう、体が早苗さんに犯されたくて仕方がないように、濡れている事を自覚していました。
「光香、愛してる…」弥生さんも助けたいのに助けられないと言う感じでした。
「光香ちゃん、弥生は、自分の彼女があたしに犯されるのを見るのが好きなの」そう早苗さんが言っていました。
私が「そんな…」と言う疑いの眼差しを弥生さんに向けると、悔しそうに下をむいてしまいました。
早苗さんの手が私の服をブラを脱がしていきます。
「光香ちゃんも変態なんでしょ?」早苗さんが聞いて来ます。
「変態じゃないです…」見透かされたようでしたので、強く否定出来ませんでした。
「さっきから匂っているわよ。あなたの愛液の匂いが」早苗さんは鼻がいいのか分からなかったのですが
「あっ!」私のショーツの上側から早苗さんの指が滑り込んで、割れ目をなぞって来ました。
「ほうら、濡れちゃって」そう言うと私のショーツは早苗さんに勢いよく脱がされてしまいました。
「こんなに濡れちゃって、美味しそう」早苗さんは私の首筋を舐め、私の胸を弄りながらジリジリと後退り、寝室に私を連れて来ました。
大きいベッドに倒れ込むと、早苗さんからキスをされました。あの長い舌が私の口に入り込んでくるのが分かると、夢中で早苗さんの舌を躊躇することなく吸っていました。
私は弥生さんの彼女なのにと言う思いと、早苗さんの事が好きな自分がいて、後者の方が勝っていました。
胸を早苗さんに吸われた時は信じられないくらいに感じていました。
優しい指遣い、繊細で柔らかい肌の感触、滑るように吸い絡みつく舌、誘惑する言葉、何もかも弥生さんより上を行っていました。
いつの間にか早苗さんも裸になっていて、早苗さんはカタカナのレの形をしたディルドを持っていて、垂直の膨らみがある方を性器に挿入するとまるで男の人のようなペニスがそこにそそり立っていました。
「あたしのことが大好きでしょ? 光香ちゃん、本当の事を言っていいのよ」そう囁きながら、早苗さんは私の性器にディルドを挿入して来た時、感極まって「早苗さん、愛してます…やめないで…」そう言ってしまいました。
そう言った私の唇を奪われました。
懐かしい感じのする長いキスの後、そのキスの相手が裸になった弥生さんであることが分かりました。
私と早苗さんのSEXの様子は全て見られていたみたいです。
興奮している弥生さんと、蛇のように切れ目のない愛撫を続ける早苗さんの2人に抱かれて、意識がなくなってしまったようです。
気がつくと朝になっていました。
大きいベッドには裸の私が寝ているだけでした。
早苗さんが何もなかったように柔和な笑顔で私を起こしに来ました。
「気持ち良かった? 失神しちゃうなんて思わなかったから、昨夜はごめんなさいね」そう言ってました。
弥生さんは炬燵にいて、3人で朝ごはんを食べている時に「こいつ(早苗さん)は見た目は聖母、中身は悪魔だから1人じゃここに遊びに来ちゃダメだよ」そう言いました。
「今度は、1人で遊びに来てって誘おうと思っていたのに」と早苗さんが悔しがっていました。
私は、早苗さんは弥生さんの言うように悪魔だと思いました。
人の心を鷲掴みにして言いなりにさせるそう言う悪魔、早苗さんに弥生さんを、いやお母さんでさえ「殺せ」と命令されたら殺してしまそうな危うさが聖母の仮面の下にありそうでした。
ゴールデンウィーク7日目は学生寮から帰るところから始まるんだなと思い自宅に弥生さんと手を繋いで談笑しながら帰りました。
でも、帰り際に早苗さんから「今度は1人で遊びに来ても良いよ」と弥生さんの前で誘われました。
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